土曜日なのに、
サンフレッチェの試合が、
男女ともになくてつまらない。
だから、というわけでもないけど、
昨日、日本が4-1で勝利した、
アジア大会女子サッカーの、
決勝戦のハイライトを観てみた。
いつもは日本代表の試合は、
まったく関心がないけど、
今回はレジーナの上野真実選手と、
中嶋淑乃選手が選ばれている。
あと相手の北朝鮮選手のプレーを、
観てみたかったというのもある。
それでその気になったのだ。
ま、でも、ハイライトだけなので、
「観る」うちには入らないけど。
今大会でうれしいのは、
上野、中嶋両選手とも、
レジーナとおなじ背番号をつけていること。
他の背番号になるということは、
同番号で序列が上の選手がいるわけだから、
ファンとしては不愉快、
というほどではないけど、
やはり面白くない。
中嶋淑乃選手の先制ゴールは素晴らしかった。
逆サイドから送られた、
2バウンドのロングパスを、
ノートラップで右隅に。
彼女の優れたゴール感覚が、
よく表れたシュートだった。
中嶋選手はインタビューも、
地上波で流れたようで、
そのせいか情報通のファンによると、
彼女のインスタのフォロワーが、
一夜で5,000人以上も増えているとのこと。
美人だし、
「WEリーグの三苫」と称される、
スピードもテクニックもある、
魅力あふれるプレーヤーなので、
人気が出て当然だと思う。
ちなみに、サンフレッチェファンなら、
当然誰もが知るところだけど、
サンフレの11番は、
女子が中嶋淑乃選手、
男子が満田誠選手で、
ともにエース、そして熊本出身。
満田選手が今季から、
レジェンド佐藤寿人さんの、
後を継いで背負うことになって、
そうなったわけだけど、
エースはまだしも、
地元広島でもない熊本とは。
このレアケースがいつまで続くかわからないけど、
もう2度とないはず。
ハイライトには関連シーンがなかったけど、
懲罰交代された北朝鮮GKが可哀そう。
1点目2点目はいずれもダイレクトで決められたもの。
3点目は上背のない女子GKには、
セーブしにくいクロスバーぎりぎりのシュート。
4点目は角度のないところから、
頭上を抜かれたわけだけど、
そういう場合、足もとが最も危険なエリアなので、
GKは腰を低く構えて守る。
強いシュートを上方に打たれると、
ふつう弾き出せないというか、
今回のように手に触ることすらできない。
僕にはGKの責任はないように思われるのだ。
それに試合進行中の、
GK懲罰交代なんてバカげている。
北朝鮮は国際的な場で闘うのなら、
こんにちの「サッカー文化」をもっと学ぶべき。
あらためて言うことでもないけど。
今回、「非文化的な」北朝鮮とも試合をしたなかで、
上野、中嶋両選手が怪我をしなかったのは、
ラッキーだったと言えるだろう。
これで14日(土)のWEリーグ杯決勝は、
リハビリ中の瀧澤千聖選手は出れないけど、
とりあえずメンバーが揃った。
やれやれだ。
僕はいつも言うように、
レジーナの勝敗は気にしてないけど、
ここまで来ると、
やはりタイトルを取って、
ユニフォームの胸に、
星1つ付けてほしいと願うのだ。