カープの2位が決まった。

 

2位も3位も似たようなものだけど、

CS地元開催によって、

球団の収入が増えるようで、

それだけはよかったと思う。

 

できれば増えた分、

補強費の足しにしてもらいたいものだ。

 

CSはふつうに闘えば、

横浜が勝ち抜けるはず。

2つ勝てばいいわけだし、

横浜は投手力が充実している。

カープは先発がみんなあやしい。

 

どこの球場で開催されるかなんて、

関係ない。

 

短期決戦ということで、

そのための作戦プランが、

新井監督にもあるようだけど、

勝つためにはこうするしかない、

という作戦を僕も考えてみた。

 

それは「1点勝負」を前提とした作戦。

横浜の投手から簡単に点が取れないので、

とにかく1点も与えないようにすること。

 

つまり投手に長いイニング投げさせると、

どこかで失点するので、

特別なアイデアでもないけど、

「ブルペンデー」でよく見られるスタイル、

1人1イニング限定にするのだ。

 

先発投手も1イニング、

次にマウンドに上がる投手も・・・

 

延長戦やワンポイントが必要なケースも考えて、

ベンチ入りは12人くらいに。

その分、野手を外す。

 

1イニングなら、

誰もエースだと思っていない、

大瀬良投手だって抑えてくれるのでは。

 

いちいち名前を挙げないけど、

いまのカープなら12人くらいは揃う。

 

野手はもちろん守れる人優先。

なので最近よく本塁打を打つ、

末包はベンチスタート。

 

冗談じゃなく、

そのくらい思いきった、

常識を超えたことをしないと、

ファイナルに行けないと思う。

 

と書いてみたけど、

今年は大差で優勝したタイガースが、

日本シリーズに出ないとおかしい。

カープが日本一。

そんなことがあってはいけない。

 

それについては先日も書いたけど、

あらためて言っておこう。

 

2位になったことに関して、

いま、ひとつ言うとすれば、

優勝した2018年以来のAクラスで、

好成績には違いないけど、

首脳陣は優勝できなかったことを、

何はさておき反省すべきだ。

 

夏場に1度は首位に立っているのだから、

戦力が不足していたわけではない。

 

やはり問題はベテランへの愛情過多。

 

とくに、この先長くチームを支えてくれるはずの、

しかも規定打席をクリアし、

3割を打った実績もある、

若手の「至宝」と言っていい坂倉選手を、

フル活用しないなんて大問題。

 

おなじく至宝の小園選手の守備位置を、

遊撃に固定せず、

コロコロ変えるのも理解に苦しむ。

 

選手全員をフラットに見る。

それはいい。

しかし「玉」と「石」を一緒に見すぎ。

 

 

第1次戦力外選手6名が発表された。

意外に思ったのは、

育成の3年目行木俊、2年目中村来生の両投手。

 

2人ともまだ面倒を見てもよさそうな気がするけど、

もはや大きくは期待できないということだろう。

 

近年僕はドラフト指名直後に、

指名全選手のアマチュア時代の映像を探す。

 

行木投手はストレートの威力と、

大きなカーブに魅力を感じたし、

上背のある中村投手は、

うまくいけば金石昭人さんのように、

なるかも知れないという印象を受けた。

 

残念!