数日前に不用品無料回収の、
チラシが郵便受けに入っていた。
処分したいプリンターと、
ファンヒーターがある。
持っていってもらおうと思った。
回収日は今日。
ところが昨日、郵便受けを見ると、
他の郵便物のあいだに、
来週が回収日のチラシ。
いったいどういうこと?
翌日が回収日なのに、
その次の案内をするということは、
翌日の回収は中止?
あと、チラシには、
「このチラシを回収品に貼り付けてください」
と書いてあって、
チラシを2分する切り取り線が記されている。
しかし切り取ったどちら側を、
貼り付ければいいのか指示されてないのだ。
そこでその業者に電話を入れた。
すると電話に出たのは、
やけに愛想のいい「お姉さま」。
こちらの2つの質問に明快に答えてくれた。
それから確実に回収するために、
住所を教えてほしいと言うので、
机上の電気スタンドに、
貼ってあるメモを見ながら伝えた。
自分ちの住所や携帯番号は、
すぐに忘れてしまうので、
メモ用紙に書き留めて、
スタンドの脚に貼ってあるのだ。
今日の回収が中止ではないとわかって、
プリンター2つとファンヒーター1つを、
昨夜のうちに、
指定されたゴミ置き場に持っていった。
とサラリと書いたけど、
これが大仕事だった。
ふだんゴミ出しするときは、
サンダル履きで、
ゴミ袋を片手に持ち、
下り階段は手すりを持って慎重に降りる。
膝から下がシビれているので、
階段を降りるときが要注意なのだ。
しかし、ふだんでも危ないのに、
今回の作業は両手がふさがるので、
手すりが持てない。
危険度がケタちがい。
サンダルよりはるかに頼りがいのある、
スニーカーを靴箱から取り出した。
そして最初に小型のプリンターと、
ファンヒーターを一緒に持っていった。
こちらの2つは軽いので、
楽勝と言えば言い過ぎだけど、
ま、楽勝だった。
しかしもう1つのプリンターは、
僕の持てる限界の重さ。
命がけと言えば言い過ぎだけど、
最後の1段を降りるまで、
緊張度MAXだった。
ま、しかし、そんな感じで、
何とか無事に一件落着した。
大きな不用品が3つも片づいて、
じつに良い気分。
しかしまだ要らないものをかかえている。
すべて処分し終わったらどんなにか痛快だろう、
と思うのだけど、
作業の時間がなかなか取れない。
というか面倒なので、
先送りしてばかりなのだ。
今日の無知。
スペイン代表の女子サッカーチームが、
今年のW杯で優勝したこと。
その表彰式で協会会長が、
1人の選手にキスしたことで、
大騒ぎになっていたこと。
どちらも今日知った。
僕は女子サッカーは、
レジーナ以外まったく興味がないので、
今これを書いている時点で、
日本代表チームに関しても、
W杯に出場したことは知っているけど、
どの段階で敗退したのか知らない、
という有り様なのだ。
スペインの騒動に関しては、
欧米人の感覚はよくわからないけど、
W杯表彰式という、
世界の注目を集める、
お祭り的というだけではない、
いちおうは厳粛な場で、
露骨にキスするなんて僕には信じられない。
まして両者合意しての行為だなんて。
合意してない、無理やりだ、
と会長に反論している、
選手の主張のほうが僕には当然のように思える。
「女子代表チーム」から、
「女子」を消去したことに関しては、
なるほどそういう方向に行くんだな、と思った。
僕はいま「女子サッカー」と能天気に書いたけど、
「女子」「男子」の問題を、
認識してないわけではない。
世間から「遊離」した独居老人でも、
考えていかないといけない問題だと、
強く思っている。