神経痛5日目。

今日も新記録更新。

 

雨の1日だったから、

低気圧の支配下に置かれ続けたことで、

痛みも続いたのだろう。

と楽観的に解釈しておく。

 

強い残尿感も5日目。

しかし寝床で1日を過ごすと、

気分がよろしくない。

 

寝たきりのほうが体は楽だけど、

午後から思いきって、

床を抜けて机に向かう。

 

こないだ参考にしたヘンリー・ミラーの本を、

片づける前にまた開いてみた。

 

『南回帰線』(大久保康雄訳/新潮文庫/1969)

の飛田茂雄さんの「解説」を読んでいると、

著者の言葉として、

〈進化の最終段階である“開花してやまない精神的存在”

 (the budding spiritual being)〉(たぶん吉田健一訳)

というのが出てくる。

 

これはいい、と思ったので、

引用元の『性の世界』(吉田健一訳)も開いてみた。

 

ところが何度もチェックしたけど、

なぜか見当たらないのだ。

ネットでのアプローチも無駄骨。

 

じつに消化不良な気分。

 

その『性の世界』の中に、

ジャン・ゲーノ著『キャリバンは語る』より引用の、

パワフルな言葉があった。

 

〈本当の裏切りは世俗に従って、

 世俗を肯定する為に精神を用いることである〉

 (たぶん吉田健一訳)

 

ジャン・ゲーノ(1890〜1978)のことを、

ぜんぜん知らなかったので、

Wikipediaで彼のページを読んでみた。

 

それだけで僕の「意欲的な」ひとときは終わってしまった。

またまた光陰矢の如し。

 

ちなみに『南回帰線』の「解説」も『性の世界』も、

少なくとも1度は読んでいるので、

ミラーやゲーノの言葉も、

ゲーノという人も、

初めて知ったわけではなくて、

すっかり忘れていたのだ。

 

ま、いつものことだけど。

 

 

夜が更けてきて神経痛がひどくなった。

書いてる場合じゃない。

ま、でも、政治の話題を、

ひとつだけ採り上げておくとしようか。

 

岸田家のボンボン首相のやらかしボンボンが、

クビになった件。

 

ニュース記事を読んだとき、

やらかしさんは、これで間違いなく、

首相の後釜に決まったと思った。

 

問題が起きれば、

頭を下げて素早く身を引くのがいちばん。

なんだかんだ言い訳をして、

その座に留まっていると、

イメージが悪くなるばかり。

 

今回は首相というか「ご意見番」のご意向だろうけど、

いずれにしても、

常識に欠けるやらかしさんも、

いま引けば、責任感がつよい、

突然の出来事への対応力が優れている、

地位に恋々としない潔さがある、

なんて「ステキな」イメージにすり変わってしまう。

そして保守王国・広島の、

選挙区民はそれで良しとする。

 

 

1日1,000文字のノルマを達成しようと思うと、

書かなくてもいいこと、

本当は書きたくないことも、

書いてしまいがち。

 

最後のネタは余計だったけど、

僕の力不足ゆえ。

しょうがない、ではなく何とかせねば。