喉の違和感は、今朝また薬を飲んで、

昼寝すると消滅した。

 

最近は少しでも体に異変が生じると、

もうこれで終わりかなと思う。

死がすぐ近くまで来ている、

という感覚がつねにある。

 

そして、最初の癌の治療を終えたのち、

1度転移し手術・入院したけど、

それ以外の期間は、

ブログ執筆を軸とした、

思いもよらない幸せな日々。

 

善行など本当に(!)何もしてないのに、

ありがたすぎる「ご褒美」というほかない。

 

そのご褒美をもう充分にいただいた、

という感覚もつねに。

 

 

カープとサンフレッチェの「大本営」、

中国新聞の記事、

「人気漫画『男子校の生態』 モデル校は広島に?」

を読んだ。

 

ネットで評判になっているという、

その漫画のことは当然ながら知らなかった。

作者の「コンテくん」のことも。

 

「コンテくん」は僕の母校の、

中高一貫校の後輩のようだ。

母校は中高とも男子校なので、

モデル校はもちろん他校ではないはず。

 

母校をネタにするということは、

青春の学舎に愛着があるからだろうけど、

そういう人はそれだけで幸せだと思う。

 

僕はその種の人間ではないし、

上にも書いたように、僕は最近まで、

生きていて幸せだと感じたことはない。

 

その作品を読めば、

また違う感想になるかも知れないけど、

とにかく僕には描けない作品、

という印象を受ける。

 

 

男子校の特徴はと言えば、

まず思いつくのが、

女性への憧れが強くなることだろう。

 

僕は奥手なので、

在学中に女子学生と付き合ったことはないけど、

人並みに欲求に駆られて、

女子高の文化祭に何度か行ったものだ。

 

しかし「事件」が起きることを、

密かに期待して行くものの、

展示されているものを見たり、

フォークソングの演奏を聴いたりするだけで、

そのたびにとぼとぼと家路についた。

 

僕のような受け身のショボい生徒に、

もとより「事件」なんて起きるはずもない。

 

それから、僕は山陽本線で通学していたのだけど、

いつも乗り合わせる女子校生、

おもに「広島女学院」の生徒が、

ヤケに可愛く見えたものだ。

 

いま思い出すと、それほどでもないのに、

当時の僕の眼には、みんなSかAクラスに映った。

当然、憧れをいだいたけど、

そちらの「美女」とのあいだでも、

もちろん「事件」は起きなかった。

 

 

僕の母校でのいちばんの出来事は、

僕なんかとても敵わない、

頭の良い同級生たちに出会ったこと。

 

彼らには多くのことを教わったし、

逆に彼らの凄さが、

僕にコンプレックスを植えつけた。

 

だから母校に入学したことが、

良かったか悪かったか、

いちがいに言えない。

 

 

ま、そのことは前にも書いたので、

さておくとして、

僕は教育という観点からして、

共学のほうが断然いいと思う。

というか、女子男子だけでなく、

いろんなタイプの人や、

他の国の人を、

混ぜこぜにすべきだと思う。

 

その昔、母校の川向こうにあった、

高校野球の超名門、広陵高校は、

すでに共学になっている。

 

そちらに関しては、

経営的事情もあるだろうけど、

僕の母校も早くそうすべきだと思う。