こないだ載せた絵の描き出し段階。

なぜか保存してある。

 

描いた時期は2020年夏。

その頃から似顔絵を上手くなりたいと思い、

描き始めた。

 

しかし最初はスローペース。

いま調べてみると、

その年は数枚しか描いていない。

枚数が増えたのは翌年から。

 

描きはじめの頃の絵と、

いまの絵をくらべてみると、

良くなったところ、後退したところ、

両方ある。

 

直線的に、右肩上がりに、

上達することはないのだろう。

 

行きつ戻りつしながら、

あるいは螺旋をえがいて、

ゆっくりと上に向かう。

おそらく、そういう成長のしかただろう。

あくまでも僕の場合だけど。

 

上の絵はまあまあの描き出し。

不適格な線も多いし、

個々のタッチが達人の域には程遠いけど、

このまま描きすすめていけば、

それなりにモノになりそうな、

途中経過ではある。

 

しかし、描写はやすやすと完成には向かわない。

必ず障害物がある。

ハッキリ覚えてないけど、

そのひとつふたつに足を取られて、

もがいているうち、

泥沼から抜け出せなくなったのだろう。

 

ボカして、少しタッチを入れて、

そこでギブアップした。

それが下の絵。もう1度貼る)

 

 

いまは決してギブアップしない。

食い下がって描いていると、

うまくいっても、

「努力賞」みたいな絵にしかならないけど、

何がしか進捗がある。

その「真実」を大事にしている。

 

しかし描けば描くほど、

いろんなことを学びはする。

 

その学んだことがうまく生かされて、

大きな実を結べはいいのだけど、

ひとつトンネルを抜け出せば、

すぐに次のトンネルが待ち受けている、

というのが通常の道程。

 

向上心を持ちつつ絵を描き続けるのは、

まさに「苦しきことのみ多かりき」なのだ。

 

もちろん文章にしても何にしても、

おなじことが言えるだろうけど、

とにかく好きじゃないとできやしない。

 

いずれにしても、

道はいくら遠くても、

無謀な目標とわかっていても、

スローガンはどこまでも、

「目指せベラスケス!」

 

 

昨日のサンフレッチェ。

男女あわせて勝点1。

いやはやな週末。

 

トップチームはさておき、

今日アップされたレジーナの舞台裏レポート、

「INSIDE」を観てひとつ思った。

 

昨日はアウェイで神戸と対戦。

観客は約1,400人。

会場の「ノエビアスタジアム神戸」の、

定員は約30,000人。

 

動画を観るとほとんど「無観客試合」。

 

最近のレジーナのホームゲームは、

1,000人も入っていない。

そして来年の会場となる新スタジアムも、

定員はおなじくらい。

 

ピッカピカのスタジアムで、

「無観客試合」は嫌だな、と。

 

というか、柳瀬楓菜さんはじめ、

「愛する」選手たちに、

わびしい思いが生じない状況で、

プレーさせてあげたいものだ、と。

 

ということで、人気獲得案が思い浮かべば、

手紙に書いてクラブに送るかも。

 

もう世の中とは、

じかに関わりたくないと思っているけど、

めずらしくそういう心境になった。