夜になってチラホラと雪が舞っている。

天気予報どおり。

 

今夜の予想気温は零下3度。

明晩もおなじ。

この数日が冬の底なのかも。

 

まだ暖房していない。

ぜんぜん平気。

この冬は暖房なしで過ごせそう。

生まれて初めてのことだ。

 

暖房は結局は「悪しき固定観念」だと、

いま思う。

冬になったから反射的に暖房器具を用意する。

エアコンのリモコンを握る。

それが間違い。

 

1歩下がって考えればよくわかる。

某登山家が言ったように、

千葉の寒さなんて高が知れている。

僕のような70過ぎの老人でも、

それなりの服装をすれば、

部屋でジッとしていても寒さに震えることはない。

もちろん風邪もひかない。

 

僕は読書するときなど、

靴下2枚の上にモンベルの、

ポリエステルが中綿の、

「エクセロフトキャンプシューズ」

を履いている。

これが効果絶大。

あとは膝掛けをすること。

背中が冷えないように気をつけること。

 

ちなみにモンベルには、

もっと暖(あった)かそうなフットウォーマーも売っている。

 

それから、こないだも書いたけど、

南雲吉則先生ご推奨の、

湯上がりの「水シャワー」も効果絶大。

夜になると気温が下がるわけだけど、

夕食後に実行すると、

深夜になっても体に温もりがある。

 

「悪しき固定観念」ということで言えば、

「1日3食」もそうだろうけど、

肝心なことは、冷静になって、

自分の体と対話することだろう。

 

本当にお腹が空いているのか、

本当に寒くてたまらないのか、

状態をよく見きわめて対策するというか、

行動することだろう。

 

もちろん僕は2度も癌になっている人間なので、

「自分の体と対話」だなんて、

エラソーなことを言える資格はないのだけど、

とにかくそう思うのだ。

 

「対話」ということでもうひとつ言えば、

僕は料理するとき、

食材としっかり対話する。

 

たとえば毎朝、焼飯をつくるとき、

「油の量はこれでいい?」

「炒め具合は?」

などと必ず問いかける。

 

すると「まだもう少し」とか、

「もういいよ」といった声が返ってくる。

その声にしたがうと、

まずおかしな味にはならない。

 

対話が足りないと、

うまくいく・いかないは、

そのときの運しだいになる。

 

ただ僕の場合、対話に少し時間がかかる。

瞬時にできれば「達人」なのだろうけど、

冷静に(!)自分を見つめると、

まだその域に達していない。

 

 

サンフレッチェのアンタルヤ・キャンプが

午前の練習で終わった。

午後イスタンブールに移動。

そして明日明後日と練習。

その間、1試合トレーニングマッチ。

明々後日には帰国の運びとなる。

 

12日のアンタルヤ到着の様子を、

YouTubeで観たときは、

いよいよ始まるな、とワクワクしたけど、

もう終わってしまった。

 

この調子なら2月18日の開幕なんて、

あっという間。

1月も2月も素早く過ぎると昔から言うけど、

本当に「矢の如し」だ。

 

ところで今日の集合写真を観ると、

キャンプ参加者は、

トップチームメンバー29名、

ユース生2名の31選手なのに、

26名しか写っていない。

 

去年手術した2名は仕方ないとして、

3名の離脱者が出たのは残念。

 

逆に嬉しかったのは、

ユース生や新加入の選手たち、

そして2年目の棚田遼選手が猛烈にアピールしたこと。

 

時の流れが「矢の如し」なのは嫌だけど、

早く開幕が来てほしいとも思う。