カープのことでずっと気になっていたことが、

今日あきらかになった。

 

小林樹斗投手が昨年、肘を疲労骨折していたと、

みずから明かしたのだ。

 

昨年6月4日のウエスタン阪神戦で、

先発していた彼は突然降板。

僕はマウンドで違和感を覚えた彼が、

ベンチに下がるときの映像をYouTubeで観たけど、

そのときの様子では、

何があったのかわからなかった。

その後、1度もマウンドには上がらず。

 

彼は数少ないプロスペクトだけに、

ファンとしては心配でならなかった。

しかし「真実」は秘匿され続けた。

 

疲労骨折で手術したことを、

隠す理由なんてどこにもない。

 

ファンは情報がないので、

もしかしたら選手生命に関わるような、

重傷を負っているのかも知れない、

と不安になってしまう。

ファン無視もいいところ。

 

新井監督はできるだけ情報公開すると表明している。

当然だと思う。

 

小林投手が復活に向けて、

動き出しているということで安堵したけど、

開幕に間に合いそうにないのは残念だ。

彼が出遅れるとしたら戦力は確実にダウンする。

 

新井監督は今日、監督会議に出席し、

投手が回の途中で交代する際、

監督がマウンドに行く、

という審判側からの提案に、

ファンサービスになると賛成している。

 

これは僕はコーチでもかまわないと思う。

主審に交代を告げるとき、

監督は必ずグラウンドに出るわけだし、

マウンドに行く行かないで、

ファンサービスの度合いが変わるとは思えない。

 

自分が行くことによって、

よりファンサービスになると思う監督は行けばいいし、

思わない監督はコーチに任せればいい。

 

監督会議では新庄監督から、

毎年12球団をシャッフルして、

セパに分けるという提案もあった。

 

こちらにも僕は賛成しかねる。

シャッフルするくらいなら、

思いきって1リーグにしたほうがいい。

そのほうがカードの種類が増えてより楽しめるし、

日本シリーズが無くなったとしても、

全然かまわない。

 

ただ僕は1リーグには反対。

生まれたときからそうだったからかも知れないけど、

2リーグで、クライマックスなんて止めて、

覇者同士で日本一を決めるのがいちばんだと思う。

 

僕はすぐにできる改善策は、

交流戦をもっと増やすことだと思う。

交流戦を始めたとき、各チームと6試合ずつ対戦し、

計36試合だったのが、今は3試合の18試合。

なぜ減らしてしまったのか、

僕は理解できない。

 

トレイ・ヒルマン元監督と、

コンサルタント契約を結んだ日ハムは、

新庄監督の後釜の1人として、

「勝てる監督」ヒルマンさんを考えているのでは、

という記事を読んだ。

 

よくわかる。

くわしくはチェックしてないけど、

新庄監督はパフォーマンスを、

優先しすぎという印象を受ける。

 

彼の「非常識な」発言や行動には、

球界が参考にすべきことも多々あるけど、

やはり勝負事は勝つことが第1。

それを忘れるとファンも離れてしまう。

昨季みたいな最初から優勝を狙わないなんて宣言は、

明らかに間違っている。

 

今季、新庄監督は勝利のために、

最善を尽くすと言っているけど、

中途半端な結果で終わったら、

更迭される可能性は充分にある。

 

1年前の「熱烈歓迎」状態は遠い昔の話と言っていい。

去年1年の彼の「悪しき」振る舞いによって、

状況は一変した。

彼の足はすでに徳俵にかかっていると思う。

 

もちろん新庄監督も、

ヒルマンさん起用の意味合いはわかっているはず。

追い詰められた彼が、

今季どういう采配をするか興味深いけど、

僕はカープとサンフレッチェで手いっぱい。

そちらの情報を搔きあつめるようなことはしない。