普段、もうじき無くなりそうな食材を逐一メモする。
メモ用紙は次第にいっぱいになるが、
何かが無くなったら無くなったで、
その時あるものでヤリクリして料理をつくる。
そのうち食べるものが無くなってしまう。
そこでようやく買い物に出かける。
イオンですべて調達できる場合は届けてもらって、出かけない。
そのパターンをほぼ繰り返している。
今日は隣町のスーパーに赴いた。
ハラリ氏もヴィーガンということで、
気持ちはそちらにかなり傾斜している。
もう半年以上、朝食はカレーにしていて、
その中に入れるビーフがあと1回分しかないのに、
買うのがためらわれた。
結局買ったのは、野菜、バゲット、福神漬、梅干し、蕎麦の乾麺など。
そして、好物の反ヴィーガン食材チリメンを、
何も考えずに買い物カゴに入れた。
チリメンを前にすると、意識がどこかに行ってしまったが、
他の動物系食材を見ると、嫌悪感を覚えた。
昔、ベジタリアンだった頃の感覚が蘇ってきている。
もうヴィーガンになるしかない、という気がしてきた。
中田敦彦氏のトークチャンネルの今日の動画を観ると、
彼もヴィーガンになったようだ。
おそらくぼくも、ハッキリと決意したほうがいいのだろう。
中田家もそのようだが、
わが冷蔵庫も、動物であふれている。
バター、チーズ、卵、ウィンナー、ベーコン、牛豚鶏肉、チリメン、マヨネーズ。
台所には、スパムと魚の缶詰。
そして、いつも自分で無塩バターを煮立てて作っているギー。
とりあえずすべて片づけてから、
その時点でまた考えてみることにした。
その中では、ギーをつくる楽しみがなくなるのが、
唯一ツラいことかも知れない。
あとは、たぶん無問題。
ずっと、おのれの直感のままに生きてきた。
カッコいい話ではない。
理詰めにモノを考える能力が足りず、
そういう生き方しかできなかっただけだ。
今また、センサーがはたらいている。
結論は出ているようなものだが、
まだ迷いがある。