名前 K.Iさん
受験回数 1回

①受験動機
以前は金融機関に勤務していましたが、興味があった不動産業界への転職を機に受験しました。

②勉強方法
不動産業界の知識がなく、0からのスタート。もちろん最初は聞いた事のない言葉ばかりだったので、まずは講義を聴きながら、感覚を掴むことから始めました。

不動産の仕事をしていても、実務と試験は別物。不動産の仕事をしてるから、試験勉強にもなるということはほぼなく、休み時間等、空き時間を有効に使い、テキストを読んだり、過去問を解くことを意識していました。

また、2歳の娘がいるので、平日は娘が寝てから勉強、土曜日は家族との時間、講義がある日曜日は夕方まで勉強と、毎日勉強時間を確保できていたわけではありません。1時間でも30分でも、日々の積み重ねが大切です。

試験が近づくといよいよ模試です。模試をやって、間違えた問題を復習するのはさることながら、中には「曖昧な記憶で当たった」という問題が必ずあります。そこを見直せるかが1番大切です。曖昧な記憶の問題をそのままにしておくと、同じような問題が出た時に、間違える確率が高いのは当然。地道な作業を繰り返すことが合格への近道です。

しかし、私は序盤の模試で良い点を取り、気が緩んだせいか、勉強時間が減った時期がありました。心の中の「大丈夫だろう」という油断が、徐々に模試の点数を下げ、焦りが出ました。

ただ、まだ間に合う時期にそれに気付いたのが幸いで、そこからは点数が悪くてもできるだけマイナスなことを考えず、ひたすら復習を徹底しました。
点数が取れなくても、ネガティブになる必要は全くありません。それよりも試験までの過程がとても大切です。積み重ねがしっかりとできていれば結果は出ます。


③受験期間中の決意
今回合格できたのは、間違いなく妻や家族皆の協力があったからです。長い間、勉強に集中させてもらいました。協力してくれた家族のためにという気持ちも、合格を後押ししたと思います。
試験までの長い日々、モチベーションを維持し続けることは容易なことではありません。私自身、正直しんどい時期もありました。
ただ、「絶対合格する」という気持ちだけは切らさず持ち続けてきたことが合格に繋がったと思います。

④試験本番実況
当日はとにかく時間で焦らないように、余裕を持って行動しました。焦っても良いことはないので、1時間以上前に会場に着いて、食事をとり、ポイントを見直すだけ。
前日の模試で良い点数を取れたので、その模試の前に食べた物と同じ物を食べる等、リラックスする為に験を担いで試験に臨みました。
試験が始まったらもう余計なことを考えず、最後までやりきるだけ。住吉先生がいつも言うように最後まで諦めないことです。

⑤反省点
詰めが甘かった点は否めません。落ち着いて考えたら解ける問題がありました。
リラックスしているつもりでも、なかなか普段通りにいかないのが本番ならではのプレッシャーです。詰めに終わりはありません。何回も繰り返し覚えることが大切だと痛感しました。

⑥アドバイス
どんな状況であろうと気持ちだけは切らさず、前向きに!

⑦住吉先生、1年間本当にありがとうございました。結婚のご報告お待ちしております。

 


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K.Iさん、貴重な合格体験記、ありがとうございます。


勉強期間中、直接お話は伺いましたが、フルタイムで働き、小さいお子様がいらっしゃり、受験勉強に恵まれた環境ではなかったと思います。しかし、K.Iさんは家庭・仕事をしっかりこなし、隙間時間でコツコツと勉強されました。K..Iさんの合格実績は、同じような立場にいらっしゃる方の大きな励みになると思います。

不満もおっしゃらず、コツコツと続けた地道な努力が大きな花を咲かせました。ビジネスマンとして、宅建士として、これからのご活躍をお祈り申し上げます。

 

私もK.Iさんのような男になりたいと思います。ってえらい年下じゃねぇか!

ちなみに、私は優先順位は1.家庭、2.仕事、3勉強だとおもっております。(ただ、養う家族がありません。)

 

合格おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。