天に向かい頭を出した・かきつばたの新葉 | 遊歩徒然(NOBUのつぶやき)

遊歩徒然(NOBUのつぶやき)

日常の思いを風に乗せてつぶやくように・・

      ひと月ほど前まで枯れた葉が浮いていた

 

春が力を持ってきた

 

枯れた葉が浮いたままだった

2月

 

新しい清々しい力をもって

池の中から頭を出した

3月

 

自然はまだまだサイクルしている

 

 

人の世は破壊の報道に明け暮れ

心を傷めつける

 

何故

 

発言の自由

行動の自由を

奪われている人たち

無力感をどうしようもない人達

 

新しい発芽は潰されて

無力感に打ちひしがれる

人達

 

かたや爆撃で

 

文化

を破壊される

人達

 

これが現在の地球上の

出来事だとは

 

他人ごと

他国のこと

見過ごしてはいられない

 

私に

何かできるのだろうか

 

 

言論の自由もない国の人達の

 

自国を破壊され

命を奪われていく人達の

 

人間同士

 

自然の巡るサイクルの恵みを

世界の人達が喜びをもって

感受できるように

 

祈るのみ

 

なげかじとつつみし頃の涙だに

     うち任せたる心地やはせし 西行

                    (山家集1312)

 

 

                   2022.3.21 晴 15℃