今から約7300年前、日本で地下マグマが一気に地上に噴出される破局噴火が起こったのをご存じでしょうか？
破局の名の通り生物を絶滅させるほどの壊滅的な事態を起こす噴火です。
それが鹿児島の種子島、屋久島付近の海底の「鬼界カルデラ」で起きたのです。
噴火により莫大なマグマが噴出したのは勿論、火砕流が飛び散り、大津波も起きました。
九州南部ではその後1000年は人は住めなくなりその地の縄文人は絶滅したと言われます。
影響は九州だけでなく、ほぼ日本全土に及び長く上空を火山灰が遮り日光が射さず植物に甚大な被害を与えたと思われます。
マンモスや大型獣を追い日本列島に渡ってきた先祖は、気候変動で大型獣が消え、飢えから土器を発明、ドングリや栗を食べれるようにし、尚且つ動きの速い小型獣捕獲の為弓矢まで発明し環境に適応しましたが、この破局噴火現象は両方が減少し再び前回以上の生存の危機に見舞われたと思われます。
ここから考えられるのは漁業の進化、航海技術の進化、それに伴って海外移住・・・となってきます。
それらの証拠は次々出てくるものの学者たちでマトモに研究しようという人は少ないようです。
⇩20年ほど前に放送された「特命リサーチ200X」。
これ興味深い内容です。
この頃、鬼界カルデラ大噴火は約5000年ほど前と考えられてたので、若干三内丸山遺跡などの説などは異なりますが、陸で食料調達が困難になり漁業を進化させる過程で海外移住が増えたと考えると納得が。
動画にある様にアウトリガー付きカヌーで十分太平洋を渡れる模様。
これにより縄文式土器がバヌアツ、エクアドルで見つかってる事、当然朝鮮半島など1万年前から無人だったのが5000年以上前頃から縄文式土器が出土、シナも同じく・・日本人が世界に拡散したことがわかります。
日本人に多い母乳感染のATLウイルスがエクアドルの奥アンデスのインディオに残ってるのは驚きですが、父系遺伝子ハログループD1ｂが消えてる事から「日本人は、ここでも滅ぼされたんだな～。」などと感じます。
D1ｂとは日本人だけの特有遺伝子でアイヌと沖縄（これ分けること自体滑稽ですが）にもあります。
かつてＤ2遺伝子と言ってた頃はチベット人も入りましたが、彼等はＤ１ａというグループに現在色分けされてるようです。これ日本人でも見られるタイプ。