珍しく武蔵野線に乗り換えです。武蔵浦和駅から東所沢まで。意外に近いので驚きました。4駅しかないのね。

 

 

 

 いきなり現れた岩のようなミュージアムにビックリ。角川武蔵野ミュージアムです。


 隈研吾さんのデザインですが、木材がないからあまり隈さんっぽくない。「足元深くにある地層から、古代の火山積層物が地表に割り出てくるイメージ」だそうです。確かに、そんな感じではある。

 

 

 

 その向かい側にはなぜか二体の大魔神。怒る前と怒った後ね。江戸川競艇場にもありましたね。(↓)

 

 

 

 

 ミュージアムはところざわサクラタウンというところにあって、ミュージアムの向こうには商業施設やイベント会場があります。

 

 

 

 わたしはこの赤い看板の展示を見に来たんですが光っててよくわかりませんね。右の黄色いほうに「水盤を開放中です」とあるのは、ミュージアム前に足首が浸かるくらい浅いけど広いプールがあって、靴を脱いで入ってる人もいます。

 

 

 

 こっちの看板なら見えますか?

「中島みゆき展」です。

 

 

 

 中島みゆき展はミュージアムの5階で、チケットは独立しています。

 

 「あなたは、いつ、どこで、中島みゆきに出会いましたか?」年表を辿ると、わたしの場合はあの、1975年、世界歌謡祭のグランプリを獲った「時代」のギター一本の鮮烈なデビューですね。

 

 

 

 ここのLP盤は、リクエストによって順番にかけられて、会場に流れます。

 

 

 

 いろんな曲の歌詞がぶら下がっています。

なんだかんだ言っても中島みゆきは詩人ですよね。井上陽水とか坂井泉水もだけど。

 

 それと、彼女は70年代、80年代、90年代、2000年代の四つの時代でシングルチャート一位を獲得した唯一のソロアーティストなんだそうです。

 

 更に、提供曲ではなんと五つの時代で一位を獲得した唯一のシンガーソングライターなんですって。

 

 研ナオコの「あばよ」、「FU-JI-TSU」、工藤静香の「慟哭」など5曲、TOKIOの「宙船(そらふね)」、ももいろクローバーZの「泣いてもいいんだよ」。

 

 あと、面白い見方としては、彼女の書く曲には「男性」も「女性」も性別を越えて俯瞰した「僕」もいる、両性具有のシンガーソングライターだというもの。

 

 日本の音楽史の中で誕生した唯一のジェンダーフリー・シンガーソングライターだと。そんな見方があるのね。確かに男前って感じはするもんね。

 

 

 

 4階から下はまた別チケットでわたしはスタンダードチケットなので、1階の特別展(ダリ展)以外は入れるチケットです。

 

 ここはエディットタウン-ブックストリート。

 

4階には他に

・エディットアンドアートギャラリー

・荒俣ワンダー秘宝館

・本棚劇場

などがありますよ。

 

 

 

 いくつかのテーマごとに関連する本が並んでいて、手に取って椅子に座って読むことができます。わたしにはET6の「男と女のあいだ」というのが気になる。

 

 

 

 その一画です。確かに興味深い本がたくさんありました。読み放題ではあるんですが、読み切れないので、貸出しとかして欲しいわ。

 

 

 

 これは荒俣ワンダー秘宝館。

一部写真撮影OKでした。これはガーリー・アートの一部。

 

 

 

 ここには博物学者の荒俣宏さんの集めた得体の知れないものがたくさん飾ってありました。

 

 

 

 面白かったのが「人面カメムシ」。