法隆寺宝物館まで来ると、噓のように人の数が減ります。まあ、裏のほうにあるから仕方ないんですけど、ここまで減る?

 

 

 

 中は、目が慣れてもこの写真ほど明るくはないんですが、この日のようにお天気のいい日に外から来て入ると真っ暗に感じます。

 

 

 

 久しぶりの土曜日だったので普段は開いていない第三室も開いていました。まるで隠し部屋みたいなところで、伎楽面がたくさん並んでいます。

 

 

 

 造形的には鬼の面がいちばんややこしくなっていました。

 

 

 

 ここの二階の展示室にも国宝がありました。

「法隆寺献物帳」というもので、なんと奈良時代、756年のものです。1300年近く前のもの。墨書ってすごいね。

 

 左のほうに何人かの署名がありますが、最初の人がなんと仲麻呂。遣唐使の阿倍仲麻呂ですよ。あの「天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも」と詠んだ人ですよ。歴史が目の前にある。

 

 

 

 ホントにここは人が少なくて落ち着きます。

 

 

 

 ランチはキッチンカーで「北欧ごはん」なるものにしました。どの国か聞いたら、スウェーデンだそうですが、フィンランドやデンマークにも似たものがあるそうです。

 

 

 

 ピッティ・パンナという料理ですが、肉団子がビーフだと1000円、鶏だと900円。ビーフにしました。

 

 

 

 食べるのは東洋館のベランダで。

 

 

 

 ここも、あの本館の混雑からは想像できないほどすいていました。法隆寺宝物館とは違って、中央の広場から見えるんですが、意外とが付かれないんですかね。

 

 

 

 さて、お味のほうは、肉団子とじゃがいもと目玉焼きとごはんでした。ごはんは北欧料理ではなくて日本風アレンジだと思いますが。

 

 

 

 食事のあと、東洋館も見ましたが、ここもすごく混んでいました。

 

 

 

 ここは一階から展示を見ながらいつの間にか五階まで上ったあと地下一階を見るのが順路ですが、わざと逆方向に回りました。そのほうがいくらか停滞を避けられます。

 

 

 

 この清の時代のガラス器がカラフルで目立っていました。

 

 

 

 やはり東博は見るものたくさんで、来年の国際博物館の日までは東博にしようかな。再来年からはいつでも無料で見られるようになりますからね。