二日連続で、街中で女装男と遭遇しました。ひと目で男性と分かったのであえて女装男と呼びます。どちらもギクッとしました。
ひとり目は大塚駅前で。
違和感だらけの女子高生の服装の人が歩いて来たので目が点になりました。これから電車に乗るんでしょうか、改札口の前の柱の陰で立ち止まってしばらくスマホを操作していました。
違和感の正体は、安物のウィッグなのか馴染んでいない髪型とあまりに短いスカート。がっちりした身体に逞しい脚とその姿勢。
ムダ毛はきれいに処理していますが、ハイソックスでガニ股で片足の靴を半分脱いで爪先だけを靴に引っかけてます。JKならずとも、女性だったらまずしないポーズですよね。
いくらリュックに可愛いぬいぐるみをぶら下げていてもこの姿勢では可愛くないですね。歩き方も男らしかったし。
なんかよくわからない女装です。身に付けているものは女子高生風ですが、態度や姿勢が男のまんま。わざとそうしてるの?わたしには理解できない人です。
その翌日、国立博物館の前で見かけた人は攻めてるファッション。黒のモノトーンで柄の入った黒ストッキングにハーフブーツ。素人ではない感じ。
金髪のボブで日傘を差してさっそうと歩いていました。バッグ(ふたつも!)の持ち方も歩き方も女性らしくて慣れた感じです。
でも、ひと目で男性と分かっちゃいました。なんでだろ。最初の人のような男丸出しの立ち居振る舞いではないんだけど、顔かな?歩くのが速すぎる?
顔を見たとき、男だと思ったと同時に、かなりの高齢だと思いました。その年齢とファッションとのギャップ。年齢を考えたら、歩き方や身のこなしは若々しくて見事です。
でも、やっぱり、違和感。後ろ姿だけだったら、普通の人ではないと思うかもしれませんがそこまでの違和感はなかったかもしれません。
やっぱり年齢とファッションのアンバランスなのかな。高齢者のわたしも人からどう見られているか気になっちゃう。