(この記事の写真は本文の内容との直接の関連はありませんが、賑やかしに入れています。)

 

 

 わたしには孫が5人いて、女の子が2人で、男の子が3人です。男の子ひとりが年が離れている2歳で、他は小学校低学年です。

 

 

 長男のところに女の子がふたりに2歳の男の子、次男のところに男の子がふたりです。
 

 

 別に男だから、女だからということで育て方を変えているわけではありませんが、その興味の対象があまりにはっきりと分かれているのにはビックリします。

 

 

 男の子3人は、新幹線大好きです。次男のところのふたりは上の子の影響もあるのかなとも思いますが、長男のところの女の子二人のお姉ちゃんがいる2歳の男の子も新幹線大好き。

 

 

 お姉ちゃんふたりが見ていた、同じ動物の絵本や乗り物の絵本をそのまま見ているんですが、その中でも特に電車、それも新幹線が大好きです。

 

 

 同じ本を見ていても、お姉ちゃんふたりはそれほど乗り物には興味を示しませんでした。それよりも、お姫様とかぬいぐるみとか自分の着るものとかに興味がありました。

 

 

 男の子と女の子であまりにも興味の対象がはっきりと分かれているので笑っちゃうほどです。それと男の子のほうがひと言で言うと乱暴。活動的と言ったほうがいいかな。

 

 

 アメリカでは最近は男の子用のおもちゃと女の子用のおもちゃを分けて販売しないようになったという話を聞いたことがあります。
 

 

 中には当てはまらない子がいるからなんでしょうが、少なくともうちの孫に関しては、伝統的な分け方が当てはまるようです。それもこんなに小さいうちから。

 

 

 じゃあ、わたし自身はどうだったかというと、やっぱりお人形さんより乗り物のほうが好きだったと思います。はっきりとは覚えていないんですが、いとこのお姉ちゃんから聞いたことがあります。

 

 

 多分幼稚園児だったわたしを、いとこが高校の学園祭に連れて行ってくれたんですが、わたしは鉄道研の作ったパノラマを走る鉄道の模型の前から動かなかったそうです。
 

 

 別にわたしは鉄ちゃんではありませんが、小さいころからそういうものは好きだったようです。それだけじゃなくて、野球とか鬼ごっことか大好きで、遊びは間違いなく男の子バージョンでした。
 


 もちろん、自覚も男の子でした。だって、おちんちんがあったから、自分が男の子だということは疑いもしなかったし、一緒に遊ぶのも男の子でした。小さい頃は兄弟姉妹も含めて混合で遊んでましたけどね。

 

 

 よく聞くトランスジェンダーの方のストーリーで、子供の頃から一緒に遊ぶのは女の子ばかりで、自分を女の子だと感じていたとか、身体が間違えているというのとは全然違いますね。

 

 

 わたしは見た目も男の子だったし、普通の少年として育ってきました。ただ、その一方で、かなり小さい頃から女の子になりたいという願望を常に持っていました。

 


 これってトランスジェンダーなんですか?最初から自分を女だと思っている人と比べると薄いけど、普通の人とは明らかに違います。

 

 

 そんな願望があっても、女の子になれるわけもなく、絶対人には言えないと思っていました。できることは、誰もいないときにこっそりと妹の服を着るくらい。

 

 

 それが、今は毎日のように女性として過ごしています。気持ち的には女装してるというよりは女性になってるつもり。ということは、孫の男の子たちも将来はわたしみたいになる可能性があるってことか。