ようやくコートを脱ぎました。

 

 

 

 ホテルニューオータニに行きました。実は通訳案内士のお仕事が入っていて、ここに宿泊しているお客さんを案内するので下見です。

 

 

 

 以前ここの美術館や日本庭園に来たことはありますが、ロビーの状況とか確認したかったので。

 

 

 

 思ったより複雑でした。宿泊棟も複数あって、もちろんロビーも複数あります。しかも、フロントデスクは一階にないし。

 

 

 

 当日わたしが迷っている暇はありませんからね。やっぱり下見に来て良かったです。

 

 

 

 せっかく赤坂見附に来たので少し周りを散歩をしました。豊川稲荷では早咲きの桜が満開。開花予想はまだまだ先なんですけどね。違う種類ね。

 

 

 

 久しぶりに「とらや」のギャラリーに寄ってみることにしました。「やらと」じゃないですよ。

 

 

 

 「家紋と和菓子のデザイン展」というのをやっていました。

 

 

 

 家紋と、それをイメージした和菓子の展示。

極細の筆に付帯した竹製のコンパスと定規を使って着物に家紋を手書きする紋章上繪師という存在も初めて知りました。

 

 ここは静かできれい。無料だし、休憩するのにいいかもしれません。本来は茶寮でお金を払って休憩すべきなんでしょうが。

 

 

 

 ランチは、細い路地にある「やげんぼり」という京都料理店に行きました。開店15分前くらいに行ったらもう十人以上並んでいました。

 

 

 

 黒塀に出ていたお昼の献立。

八坂という出し巻き卵のランチが有名なので、これにします。1500円。

 

 

 

 風情ありげな門を入って玄関で靴を脱ぎます。なんか、このところ、靴を脱いで座敷に上がるお店が続きますね。

 

 

 

 おひとり様なので、調理場を囲むようなカウンター席に案内されました。掘りごたつのように腰かけられる席でよかった~。板さんが「おいでやす」と言うのが京都っぽい。

 

 全ての席にすでに上のようなセッティングがされていました。おひつにはもちろんご飯が入っています。

 

 

 

 席に届いた出し巻き卵を上から覗いているわたし、みたいな感じに撮れましたね。

 

 

 

 ふわとろの大きな卵焼き。まるでケーキのようなお豆腐のような、座布団のような。お漬物やちりめん山椒もご飯の味を引き立てます。おひつのご飯は二膳分。薄味でシンプルですが美味しい和食を堪能しました。

 

 お店を出たとき、外に20人くらい並んでいました。日本人だけだったと思います。最近はインバウンドが増えていますが、外国人にどれだけこういう味が理解できるかしら。