VOCA2024と並行して、2006年のVOCA賞受賞者の小西真奈さんのGardensという展示がありました。

 

 

 これが独特の画風で、印象派をクッキリハッキリさせたみたいでいいんです。ベタな感じはあるものの、目を細めてぼやかすとリアルっぽいみたいな。

 

 

 

 水墨画みたいな絵もありました。

ちょっと気になるアーティストですね。

 

 

 

 ランチは上野公園内の韻松亭に行きました。

花籠膳が有名な老舗料亭ですが、平日限定の茶つぼ三段弁当というのも気になります。明治8年創業というから1875年?もうすぐ150年ですね。

 

 

 

 11時オープンですが、15分前くらいからお店の方が外に出ていて、予約のない人は名前を記入してもらいます。お店の周りにはお客さんがもう何人も待っています。

 

 わたしが登録したときは、時間を一時間でお願いしていますとのことで、問題ありません。わたしの後の人は、満席なのであと一時間程お待ち頂きますと言われていたので、わたしはギリギリで初回に間に合ったようです。

 

 11時少し前に予約していた人から順番に名前を呼ばれて案内されます。玄関で靴を脱いで下足札代わりの番号の入った赤い杯を貰います。

 

 

 

 二階の奥の奥の部屋に通されました。畳の部屋です。眺めがいいですね。先客がふたり連れの二組。全員女性。

 

 カウンター席やテーブル席もあるらしいんですが、お座敷になってしまいました。きちんと座ってられるかしら。

 

 

 

 わたしは床の間を背にする席になりました。

お茶はおから茶って言ってました。

 

 

 

 わたしの横の硝子戸が素敵です。

 

 

 

 わたしは平日限定の茶つぼ三段弁当にしました。1690円。持ってきた方が三段を分解して並べてくれて食材を説明してくれました。分解前の茶つぼ状態の写真を撮っている暇がありませんでした。

 

 湯葉や豆富、野菜の炊き込みなど繊細な味です。ご飯をお替りしました。ちなみに赤だしもお替りできます。

 

 ただ、座敷には苦労しました。正座は長くは無理、脚を崩して斜め座りにしたり、姿勢を変えたり、ワンピースの裾が広かったのでタイトな胡坐をかいたり。全然修行が足りません。

 

 椅子に座って両膝をつけるのは修行のおかげで何時間でも大丈夫ですが、座敷に座るのは機会があまりないので練習してませんからね。朝ドラを見るときに正座するようにしようかな。

 

 座敷用の低いイス(正座用?)のようなものがあったので試してみればよかった。