上野の森美術館に「VOCA2024 現代美術の展望-新しい平面の作家たち展」を見に来ました。
VOCA(ヴォーカ)というのは、The Vision of Contemporary Art の略です。全国の美術館学芸員、研究者などから推薦された40歳以下の作家31名が出品しています。
印象に残ったものをご紹介しますね。
ボディースーツの女性の下半身は何本もの脚や手がタコのようになっていて赤いハイヒールを履いています。真似のしようがありませんでした。
若い女の子たちがピースサインをしています。風景は小樽のようですが、それぞれのファッションで髪型も違っていますが、顔立ちはほとんど同じで可愛い。わたしも思わずピースサインしましたが、可愛くないのが悔しい。
世界地図に大企業のロゴマークの出来損ないのようなものが描かれていますが、これ、全部刺繍です。
大きな枯葉のようなものが二枚。
台湾の花蓮にある日本統治時代に建てられた松園別館という古い建物ですが、地元の人々の間では幽霊が出るといわれているらしいです。
花蓮って、今回の地震で被害があったところですよね。大丈夫だったかしら。
これ、スクリーンがたくさんあって、目が瞬きしたりしながら、不思議な歌が流れています。
向かって左は約20年間イカばかりを描き続けているイカ画家の作品で、アオリイカが共食いをしているところ。
向かって右側には100ピースのパッケージが並んでいますが、中国の低所得労働者にチャットで発注したプロダクトから制作したもの。
拡大するとこんな感じです。
ユニークな作品が多くて面白かったですよ。