(この記事の写真は本文の内容との直接の関連はありませんが、賑やかしに入れています。)

 

 

 道で通りかかった人にこちらの顔を見られると一瞬リードされんじゃないかと不安になります。毎日のように外出していてもしっかり目が合うように顔を見て来る人はほとんどいませんから。

 

 

 先日、高齢の女性からの視線を感じてわたしがそちらを見たら目を合わせて近付いて来ました。わたしが固まっていると「あの~、お訊きしたいんですけど・・・」と話しかけて来ました。

 

 

 「滝野川分署ってどこでしょうか?」「警察、ですか?」「はい、滝野川7丁目って」「ああ、この道を行くと明治通りに出ますから右に曲がってください」「明治通りに一旦出るんですね」「はい、明治通り沿いにありますから。右側です」「右ですね。ありがとう」

 

 

 なんのことはない、道を訊かれただけでした。これぐらいの会話なら、多分声もパスできるレベルで対応できていると思います。

 

 

 こういう人ならいいんですが、ちょっと危なそうな人から見られたこともありました。これも高齢の方ですが、男性。ブツブツ言いながら向こうから歩いて来ます。その時点で怪しい。


 

 駅に向かう道で通勤時間帯ということもあって割と人通りが多くて、たまたまわたしの前にも何人かの女性が駅に向かって歩いていました。

 

 

 そのお爺さんはそのすれ違う女性たちの顔を見ながらブツブツ言っています。独り言なんですが、故意かどうかはわかりませんが、相手に聞こえる程度の大きさの声。

 

 

 わたしの前の女性を見ながら言った言葉が聞こえました。「三万個、ブツブツブツ・・・」数を数えている風ですが、途中から何を言ってるのかわかりません。

 

 

 そしてわたしの横をすれ違う時に

「四万個、今日はなんだかブツブツブツ・・・」

え、もしかしてすれ違う女性を一万個、二万個って数えてたの?

 

 うわっ、スケベジジイ。気持ち悪いっ!

元気というか、お盛んというか、頭の中、高校生!?

 

 元々男としての性欲があまり強くないわたしからすると、別人種です。

 

 わたしのことも一万個と数えてくれたのは嬉しいけれど、わたし、残念ながら一万個持ってませんから。

 

 欲しいけど。