(この記事の写真は本文の内容との直接の関連はありませんが、賑やかしに入れています。)

 

 

 バイトルのコマーシャルに井手上獏さんが出ていることに気が付きました。(↓)

 

 

 何度も見てましたが、アイドルグループの女の子かなぐらいに思ってあまり注意せずに見ていました。

 

 

 井手上さんが「バイトル見て応募しました!」と霜降り明星のふたりに言うと、「私たちも!」とシニアや外国人の方々が返し、せいやが「ウェルカム!」、粗品が「多様性の時代!」と応えるコマーシャル。そして、最後にDAIGOが「バイトルは多様性のある職場を応援しています。」と締める。

 

 

 「多様性の時代」というセリフから、シニアや外国人ということかなと思っていましたが、もしやと思ってよく見たら井手上さんでした。どう見ても女の子にしか見えませんね。

 

 

 本人が性別なしと言ってますので井手上さんという言い方をしましたが、本当は井手上クンと呼んだほうがわたしとしては萌えます。

 

 

 バイトするときって履歴書が要るんですよね。でもそういうのがなければ、井手上クンなら女の子のバイトとして通るし、逆に彼(女)目当てにお客さんが増えるんじゃないかと思います。

 

 

 それはそれとして、このコマーシャルでは多様性を受け入れる職場環境を推奨しているわけで、井手上さんは多様性の象徴として起用されていたんですね。

 

 

 まあ、そういう時代ということで、多様性が尊重されるのはいいことなんだと思います。ということは、女装した男性も女性として働けるってこと?

 

 

 現実問題としては厳しいでしょうね。受け入れられるとしても、パスしてることが条件というか、そのレベルじゃないと難しいでしょう。

 

 

 自らカミングアウトしなければ気付かれないレベル、井手上さんレベルだったら大丈夫だと思いますが、男性にしか見えない女装だったらどうか。例えばゴリエさんだったら。

 

 

 或いはもっと微妙だったらどうか。例えば、マツコデラックスさんだったら。ミッツ・マングローブさんだったら。イッコーさんだったら。

 

 

 あの、例として挙げている人たちは有名人なので話は違うと思いますが、そんな感じの一般の人だったらどうか、という話です。

 

 

 もっと早い話が、わたしだったらどうなのか。相当に厳しいと思います。立ち居振る舞いや雰囲気でシルエットや背景としてはパスできているとは思いますが、対面でじっくり見られたらアウトだと思います。

 

 

 短い会話ならそこそこパスできるかもしれませんが、たくさんしゃべったり、くしゃみしたり、咳したりしたらボロが出るでしょうね。練習はしてますがマスターできてない。

 

 

 女装した男性として認識されて、それでも受け入れられるという時代にはまだなっていないし、わたしとしてはそういう風に受け入れられるのは嬉しくないです。

 

 

 この辺は人それぞれでしょうが、わたしはこの格好をしている以上は絶対に男だとは思われたくないんです。そのためには女を磨いてパス度を高めるしかないか。

 

 

 女装男にしか見えないのに、心が女だと主張する人にはなりたくないですからね。わたしとしては多様性とか関係なく、普通に目立たず、女性として埋もれたい。

 

 

 究極の多様性って、どんな属性にも囚われることなく、個人個人がそのまま認められることだと思いますが、わたしは女性という属性には入りたいんですよね~。困りましたね~。