中目黒の郷さくら美術館に来ています。

 

 

 

 「村居正之の世界」という特別展をやっています。

 

 

 

 ご覧の通り、ギリシャシリーズと呼ばれている作品群。

 

 

 

 壁一面に広がるような大作も多いです。

 

 

 

 夕暮れのパルテノンと月。

 

 

 

 特別展の副題に「歴史を刻む 悠久の青」とあるように、天然の岩絵の具を使った青で描かれる絵は、「青の墨絵」とも評されています。

 

 

 

 ギリシャの夜が青いのかどうかはわかりませんが、夜の静けさが伝わって来ますね。

 

 

 

 同じ青でも、白い教会をクッキリと浮き上がらせる明るい空の青。展示室の天井の電気が写っちゃってるのが残念ですが。

 

 

 

 エーゲ海に浮かぶサントリーニ島には白い教会が似合いますね。クッキリした影が陽射しの強さを感じさせます。

 

 

 

 以前、ギリシャの空はいつも青いので青という言葉がないと聞いたことがあります。ホントかな、と疑っていましたが、この青を見たら、もしかして、と思っちゃいますね。