オペラシティのロビーには大きく「感謝」の文字が。なんか、わたし、ソッポ向いてますね。
この日のランチは53階の「北海道」で。
53階、他には焼肉の「叙々苑」と、大行列のすき焼きの「よし田」しかなくなってしまいました。
そのうち、唯一11時から開いている北海道で日替わり定食。ネギ塩チキンで950円。タイミング的にも値段的にもここになりました。
オペラシティアートギャラリーでやっていたのは、石川真生という沖縄の女性写真家の写真展「私に何ができるか」。わたしより2つ年上だから70歳ですね。
中に入ったらもっと大きなタイトル看板がありました。写真を撮る必要はないんですが、わたしがコートを脱ぎました、ということで。
写真展って、撮影禁止のことが多いんですが、この写真展は一部を除き写真撮影OKです。
石川真生さんは、沖縄に生きる人たちの中に入り込んで写真を撮っています。ほとんどの写真に人が写っています。沖縄の抱える問題もそのままに。
これは大琉球絵巻というシリーズで、琉球の歴史を一般の人たちがドキュメンタリー風に演じた写真シリーズ。こういう写真表現があるんですねぇ。
例えば、上の三枚を説明すると、左から沖縄戦の戦災孤児、米軍基地にするため接収された畑に行こうとする農民と遮る米兵、米国統治下で多発した米兵による強姦。内容は重いです。
わたしが手にしている冊子は20ページもあって、今回の写真展の一枚一枚についての説明文や背景が書いてあって、皆さんこれを読みながら写真鑑賞するという、他にはないタイプの写真展でした。