この日のランチ、汐留にもたくさんレストランがありますが、新橋駅前に出ることにしました。

 

 

 

 ホントに駅前です。

汐留口の駅前の新橋駅前ビル1号館。

 

 

 

 入り口にはなぜか狸がいます。

 

 

 

 昭和の雰囲気が漂うサラリーマンの聖地の一階にあるポンヌフというカフェ(?)の前に行列が出来ていたのでわたしも並びました。11時オープン直前で10人くらい。

 

 

 

 カフェなのに店内での待ち合わせ不可というのは、明らかにランチ主力ということですよね。限定30個のボンヌフバーグにしよう。

 

 

 

 厨房を囲むL字型のカウンターがあって、その周りの壁沿いに二人掛けのテーブル席が並んでいます。

 

 ひとり客が多かったんですが、テーブル席に案内されます。テーブル席がいっぱいになるとカウンター席を使うようです。

 

 

 

 十人くらいが一斉に席に着いたのでオーダー取りが忙しいですが、大ベテランのお姉様方の手際がいいです。

 

 わたしが最後だったんですが、「えーと、あとオーダー取ってないのはお姉さんね。」と言って頂きました。こういうひと言が嬉しいです。

 

 わたしが大ベテランのお姉様方という言い方をしたのはわたしより年上というニュアンスがあったんですが、わたしをお姉さんと呼んでくれたのは単に女性と見てくれて、お兄さんではないからお姉さんとなったんだと思います。

 

 外出を始めた頃だったら嬉しくて嬉しくてしょうがなかったでしょうね。今はそう呼ばれても当時よりは普通に受け入れますが、やっぱり嬉しい。

 

 嬉しいということは、まだ気持ちが完全に女性に成り切れていないということかもしれませんね。まだ修業が足りないなあ。

 

 

 

 ボンヌフバーグは、たっぷりのナポリタンの上に大きなハンバーグが載って、サラダとロールが付きます。パンは真ん中に切れ目が入っていて中にバターが塗ってありました。

 

 ハンバーグも柔らかく、ナポリタンもケチャップたっぷりの懐かしい味でした。税込1100円ですが、癖になりそうです。

 

 よく考えたら、つい先日も新橋でイ・ピーチという珍しいパスタを食べたばかりだった。同じパスタでも全く別物ですが、どちらも美味しい。みんな違ってみんないい、って金子みすゞじゃん。