この日はちょっといつもとは違う一日です。
コロナ禍が落ち着いて外国人観光客が増えて、趣味の通訳ガイドのお仕事をする機会も増えてきました。
この三月いっぱいで期限が切れる「都営まるごときっぷ」があったので、都営交通のみを使って東京の名所を一日にどれくらい回れるかという実験をしてみることにしました。
スタートは新橋のホテルから。
たまたま次のお客様がそこに宿泊されるので、シミュレーションということで。
あるサイト経由のお仕事では、わかっているのは東京一日ツアーというだけで、お客様と事前にコンタクトできなくて、当日ホテルで会ったときに話をしてどういうルートにするか決めるということがあるんですよ。
前日までどこに行ったのか、翌日以降の予定を確認して、お客さんの要望を最優先に、いちばん効率のいいスケジュールをその場で考えます。
都営浅草線の新橋駅からスタートして、大門で大江戸線に乗り換えて赤羽橋に出ます。東京タワーに行くんですが、大門からではなくわざわざ赤羽橋に来たのには理由があります。
赤羽橋の出口から出ると、最初は東京タワーは見えなくて、いきなりビルの陰から現れるところが感動的なんですよ。半分だけ出たところを写真に撮りました。
全部出るとこんな感じに見えます。
そこから東京タワーまで行って、増上寺のほうに降りて行きます。
増上寺の水子地蔵のところの桜はだいぶ咲いていました。外国人観光客のおばさんが声をかけてくださって写真を撮ってくれました。
増上寺と東京タワーと枝垂れ桜。
この日はスタートが遅かったので、お腹がすいて来ました。
浜松町のハマサイトの「まるや」でロースかつ定食700円を食べることにしました。9年前も700円でした(↓)。すごい。値上げしてない。
あ、ご飯と味噌汁のお替りが無料だったのが有料になってる。でも、大盛は無料なので全然問題ないですね。大盛にはしませんでしたが。
早い時間帯でしたが、さすがにこの値段だと、お客さんが次から次へと入ってきていました。
カツもボリュームがあって衣がサックサクで、これで700円でいいんですか?という味で、美味しかったです。
本当のツアーだと、この次に行った観光地でランチというタイミングだと思うので、ここでのランチとはならないのが残念です。