散歩で王子まで来ました。

 

 

 

 駅を通り過ぎたところにある「お札と切手の博物館」に立ち寄りました。博物館の小冊子を手に抱えているので、本当は帰りに撮ったんですが、話の流れとしてこの写真はここかな、と。

 

 

 

 お札の偽造防止の印刷技術や歴史を現物を見ながら辿ることができます。また、世界中のお札や切手も並んでいます。

 

 

 

 いよいよ発行が来年に迫った新札の見本もありました。誰がお札になるかは知ってましたが、裏の絵柄は知りませんでした。これが面白い。

 

 一万円札は渋沢栄一ですが、裏は東京駅丸の内駅舎です。五千円札の津田梅子の裏は藤の花。千円札は北里柴三郎で、裏はなんと北斎の神奈川沖浪裏ですよ。

 

 

 

 世界最初の切手、イギリスのペニー・ブラックも展示されていました。目白の切手の博物館では撮影禁止だったと思いますが、ここは、撮影OKと撮影不可のものが混在します。

 

 豆知識になりますが、アメリカには郵便料金が値上がりしてもそのまま使える、額面の代わりに「FOREVER」と書かれた切手があるそうです。

 

 また、万国郵便連合の取り決めで、切手には発行国名や地域名をローマ字で表記しなくてはならないんですが、切手発祥の地イギリスのみ例外的に国名を表記していないんだそうです。

 

 

 

 ちょうどこの日まで「お札を彩るさまざまな模様」という特別展もやっていました。

 

 駅の近くの幹線道路沿いの入場無料の施設ということもあってか、混むというほどではありませんが、次から次へと人が訪れていました。ここを目指して来るというよりも、ふらっと立ち寄る感じですね。

 

 

 

 帰る途中で見つけたらせん階段。真ん中の柱がすごく太いですが、らせん階段の条件を満たしてますね。