雑司ヶ谷霊園を通って池袋のほうに向かいます。向こうに見える高層ビルは豊島区役所のビル。上層階をマンションにすることで建築費を捻出したとのこと。
霊園の中の下水を清掃していた業者さんの名前がミスズというらしく、トラックのメーカー名を上手に活用していました。なかなかセンスありますね。
東通りを通って池袋東口から西口まで足を延ばして、ホテルメトロポリタンを通り越して消防署の隣のとしま産業振興プラザが目的地。柱に「豊島大博覧会」の赤い掲示がたくさんあります。
会場はプラザ7階の豊島区立郷土資料館です。これなら間違えようないですね。豊島区のミュージアムは駅から近くていいですね。板橋区のは駅から遠くて健康にいいです。
エレベータを降りるともっと大きなポスター。
第1章 豊島区誕生前史 むかしのとしま
第2章 豊島区の誕生と人々のくらし としまくのはじまり
第3章 豊島区の繁栄と副都心池袋 さかえるとしま
第4章 国際アート・カルチャー都市 としまくのいま
<<イケちゃんランド>>
の4章立てプラスアルファ。
池袋モンパルナスゆかりの芸術家たちの作品が紹介されています。
これは終戦後の池袋の闇市の様子。さすがにこれはわたしも知りません。
ひと昔前の豊島区役所、豊島公会堂、豊島区民センターのジオラマがありました。これならわたしも知っているので懐かしいと思っちゃう。
これも懐かしい映画館、人生坐・文芸坐関連の資料。
文芸坐と文芸地下には学生の頃随分とお世話になりました。あの頃は年間100本以上見てたんじゃないかな。
銭湯関連の資料もありましたよ。
この記事のいちばん最初の写真に本物が写っていた豊島区役所(エコミューゼタウン)のビルの模型もありました。隈研吾さん設計です。
4つ上の写真の旧豊島区役所周辺が、今はこの、ハレザタワーを中心とする劇場群になっています。
展示の最後で廊下に出たらイケちゃんランドが広がっていました。賑やかだこと。
イケバスやとしまキッズパークをデザインした水戸岡鋭治さんプロデュースです。楽しいですね。