弥生美術館に置いてあったパンフレットのひとつ。

 

 

 「装いの力 - 異性装の日本史」という企画展です。渋谷の松濤美術館で9/3~10/10。前後期に分かれています。

 

前期:9/3~10/2

後期:10/4~10/30

 

 更にそれぞれがA期間/B期間、C期間/D期間に分かれていますが、どういう違いがあるのかよくわかりません。

 

 楽しみですね~。最低2回行く必要がありますね。

パンフレットからこの企画展の狙いを要約してみましょう。

 

 男性か女性か、2つの性別で区分する考え方が根強く残っている中で、人々はこの性の境界を身にまとう衣服によって越える試みをしばしば行ってきた。

 

 日本では、異性装をしたエピソードの伝わる神話・歴史上の人物が存在するほか、そういう人の登場する物語や風俗・嗜好を反映した芸能も古くから数多くある。

 

 西洋文化・思想の影響で否定的な動きがあったこともあるが、現代まで異性装が消えたことはなかった。

 

 本展では、絵画、衣装、写真、映像、漫画など様々な作品を通して各時代の異性装の様相を通覧し、性の越境を可能とする「装いの力」について考察する。

 

 近年では多様な性のあり方について理解し認め合うという動きが出てきたものの、実際には性別の二項対立の構図が見られる。

 

 男らしさ、女らしさとは何か。日本における異性装の系譜の一端を辿ることで、それらがどう表現されてきたかを探り、「異性装」という営みの「これまで」と「これから」について考える。

 

 

 

 日常的に異性装を実践しているわたしとしては、行かないわけにはいけませんね。

 

 森村泰昌さんの作品を始めとして、映像展示や、特別なインスタレーションが展開されるようです。

 

 会期中は講演会やトークセッション、女装メイク講座等のイベントもいくつか予定されていますよ。事前予約が必要ですが定員が少な過ぎて参加できるかしら。

 

 

 今日の記事にわたしの写真がないのも寂しいので、散歩の写真を載せますね。