静嘉堂文庫にあった地図で、砧公園が意外に近くて、そこに行く間に旧小坂家住宅というものと、武家屋敷門というものがあることを知りました。
これは行くしかない、ということでまた坂道を頑張って登ります。崖のような斜面が庭になっていて、その上に旧小坂家住宅がありました。
門から玄関までが遠い。
この写真を撮ったポイントは門と玄関の中間からちょっと玄関よりの位置です。
建物の中にも自由に入れるようです。
ここは、実業家で政治家だった小坂順造という人の別邸として昭和初期に建てられたものだそうです。
和洋折衷で、一部二階建ての木造住宅ですが、東京大空襲で本宅が焼けてしまって、こちらが本宅になったそうです。

別邸とはいえ、広いです。
やはり、お金持ちは違う。
さて、ここを出て、また砧公園のほうに向かって少し歩いたところに武家屋敷門と書いた石柱を見つけたのでそこを入って行くと、普通の集合住宅の駐車場。その奥にただ武家屋敷門が建っていました。
ただこれだけ。門があるからお屋敷もと期待するんですが、門だけありました。武家屋敷門という名前だから文句言えませんけど。

