こんにちは。

一恵@リアルタイムです。

 

 しばらく女装がらみの映画を観に行ってなくて、終わりになっちゃう前に観に行かなくちゃと思っていたのですが、なかなかチャンスがありませんでした。

 

 休みの日だと、奥さんと一緒に夫婦50割引を使って、ひとり1000円で観られるんですが(悲しいかな、そんな歳なんですよ)、ひとりで観に行くとなると高い。ひとりで行く時は水曜日に女性割引で観るのがいいんですが、女装するのに時間がかかるので、なかなかチャンスがありません。

 

 この「王の男」も前から観たかったのですが、奥さんはあまり興味がないって言う。で、夫婦50割引は使えない。かといって、水曜日に女性割引で観るには、着替える余裕のある時間帯に帰るのが難しそう。上映が3月初めに終わってしまうので、あきらめていました。

 

 でも、念のため、上映館をネットで調べてみました。少し前までは、もっとたくさんやっていたのですが、今やっているのは新宿の一館だけ。行ったことないところなので調べてみると・・・・・・

 

 な、な、な~んと、水曜日は男女共割引デー。なーんだ。これなら、終業と同時にそのまま駆けつければ間に合いそう。メイクも着替えもしなくていいからね。

 

 映画を観られるのは嬉しいのですが、女装しなくていいのにはちょっとガッカリ。女装のある映画を女装して女性割引の日に観るのがひとつの楽しみなのにぃ~。パスするかどうかのドキドキ感と、パスした時の嬉しさを味わえないなどと、我ながら、かなり勝手なこと言ってます。

 

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イ・ジュンギ  澄ましてるとキレイ。

 

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笑ってるとカワイイ。

 

 で、映画のほうですが、結構すごいストーリーで面白かった。でも、イ・ジュンギを見てるだけでも良かったです。この人、男にしておくのもったいないような肌してる。大道芸人というか、コミカルな芝居と軽業をやる芸人ですが、芝居ではいつも女役を演じる男の役。だから普段も女っぽいカッコしてるし、仕種も女っぽい。

 

 よく考えたら、このキャラクター、女にしたらそのままストーリーが通じます。というか、その方が自然。守ってくれる強い男はいるし、王の寵愛を受けて王妃の嫉妬を買ったりと、女そのもの。役柄こそ女役を演じる男の芸人ですが、彼は確かにヒロインを演じていました。「王の男」というより「王の女」のほうがよかったくらい。

 

 それで、なんと言っても顔がキレイ。澄ましていると冷たい感じの美人が、笑うと可愛くて、羨ましい限りの容姿です。例の映画三大美女と比べても、負けてません。それどころか、スッピンだったら一番キレイかも。ただ、お腹のあたりはもう少し締まっていたほうが良かったけど。

 

 まあ、女装映画もいろいろありますが、同じ女装でも、素でキレイなほうがいいなあ。最凶女装計画みたいに精巧なマスクやなんかで人工的に顔を変えるのって、萌えません。