こんにちは。

一恵@リアルタイムです。

またまた、映画が春スキーにお邪魔です。忘れないうちに。というのがいつもの言い訳です。

 

 最近の性同一性障害を扱った映画で(このところ市民権を得たのか、この手の映画が多いような気がしますが)、トランスアメリカというのがあります。これはトランスセクシャルとアメリカ横断をかけたタイトルですが、親子のロードムービーでもあります。

 

Transamerica02

 

 実は私、予告編を見たときに、主人公の女装の中年男性を演じていたのが男優さんだとばかり思っていました。だって、一生懸命女装している男にしか見えないんだもん。チンチンまで付いてたし。

 

Transamerica01

 

 ところが、この人、フェリシティ・ハフマンという女優さんだったんですね。普通の女性役をやっている時、決して男っぽいわけじゃない、きれいな女優さんですので、これは演技力です。

 

 私のような趣味の女装ならまだ耐えられますが、性同一性障害の方には切ないシーンがたくさんありました。そんな微妙な感情や表情、声までうまく表現していました。

 

 髪型やメイクもそれらしくしていたんでしょうが、女に化けている男を女が演じてて、そう見えるんだからたいしたものです。さすが、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされるわけです。いや~、参りました。

 

 でも、本物の女の人が女の格好をしている男を演じてるので、厳密に言うと、映画の中の女装とは言えませんね。女の人が女の服を着ても女装とは言いませんから。

 

 中国語で女装は婦人服みたいな感じで女の人に使われるようです。淑女装とかね。日本語で言う、男がするから女装というのは、男扮女装と言うらしいです。

 

 さて、映画の中の女装と言えば、前にもちょっと話題に上げた、あの有名なクライング・ゲームジェイ・デビットソンは女にしか見えなかったです。男だってわかるときのシーンがあまりにわかりやすくって、ビックリしちゃいます。ポヨンと出しちゃうんですからね。相手の男が吐くほどのことはないと思うんですが、ショックです。

 

 どちらの映画も、男だってバレるのがチンチンを見られたときです。逆に言えば、それまでバレないというのはすごい。ジェイ・デビットソンには私も騙されました。

 

 この人、胸がいくらかあったみたいだから、ホルモンやってたのかな。そしたら、ちょっと反則って気がしますが、工事現場に差し入れに行ったり、髪を切られて荒れて彷徨うところなんかも、女にしか見えませんでした。きれいです。酒場でミニのワンピースで歌うシーンも色っぽかったしね。

 

Cryinggame

 

 

次は同じミニのワンピースでも、また春スキーに戻ります。