コスメデコルテのリポソームが大人気。大谷翔平選手の影響力はすごいですね! | 化粧の日本史ブログ by Yamamura

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CMの効果は絶大! 対象商品の売り上げアップに貢献しています!

 

こんにちは、山村です!

 

前回のブログでは、

コスメデコルテの広告に、

WBCで活躍した大谷翔平選手が登場したことを書きました。

 

 

大谷効果はどれほどだったのか、

その後の経過が気になっていたのですが、

この1週間で続々と記事が増えて、

その影響力が明らかになってきました。

 

(3月の店頭ディスプレイ 伊勢丹立川店で)

 

コーセーによると、

キャンペーン初日の3月16日には、

百貨店の新規購入数が通常時の3.6倍に増え、

公式オンラインブティックでは、

販売個数がいつもの約20倍になったそうですびっくり

 

しかも、公式オンラインブティックの方は、

購入者の半数が新しい顧客ビックリマーク

これは、ものすごい宣伝効果です。

 

また、キャンペーン8日目までの実績だと、

主要百貨店では、テレビCMになっている

「リポソーム アドバンスト リぺアセラム」の

男性購入者がいつもの7.5倍に!!

 

たぶん、これまでほどんどいなかったのが、

いきなり増えたということだと思いますが、

結果的に大谷ファンの女性だけでなく、

男性への訴求力もかなりあったと言えるでしょう。

 

大谷選手は岩手県出身ですが、

4月6日の岩手めんこいテレビのニュースでは、

盛岡の百貨店「カワトク」で、

美容液(リポソーム アドバンスト リぺアセラム)の

売り上げが2022年の同じ時期に比べて

1.6倍に増え、新しく購入する人も3倍に増えたそう。

 

コスメデコルテはコーセーのブランド番付では、

最高峰のハイプレステージブランドに

位置付けられています。

 

当然、お値段も高いのですが、

それでもリポソームのシリーズは人気商品でした。

それがさらに売れたのですから、

大谷効果は絶大だったと言えそうです。

 

この話題、最終的にどうなるのか、

また記事にしたいと思っています。

 

前回私は、

「コーセーはジェンダーレスコスメを目指す

方向にしたのでは?」と書きましたが、

調べてみると、関連会社のコーセーコスメポートが、

「ジェンダーレス発想」のメンズコスメブランド

「マニフィーク」を2020年9月に発売しています。

 

マニフィークの「ジェンダーレス発想」は、

メンズコスメにありがちだったメンソールや

洗浄力にこだわるのをやめて、

「女性と同じ高い品質基準で1から考えること」

と定義されています。

 

スキンケアだけでなく、BBクリーム、リップバーム、

ヒゲ・眉毛用のペンシルやマスカラも発売されていて、

2023年3月22日には、

ヘアバームやヘアワックス、ニキビ・シミ予防の

アクネケアジェルクリームなど7点が追加されました。

 

 

コーセーは、新製品のメンズコスメも

ジェンダーレスに寄せていく考え方なんですねビックリマーク

 

ここ数年、どの大手化粧品会社も、

ジェンダーレスを意識して

男性への訴求を図っていますが、

どうやらこの流れはしばらく続きそうです。

 

各社のメンズコスメの動向は、

今が一番おもしろいので、

これからも注目していきます。

 

次回は4月19日頃更新予定。