九州北部は不安定な天気でかなり
の雨が降りました。夕方まで頭痛
に苦しみながら寝たり起きたりで
夜から少しだけ食事などに出かけ
ました。深夜になってやっと龍馬
像をイジレる位になりました。
話は変わりますが、何でも鑑定団
を見ていたら谷文晁のニセモノが
いくつか出てきました。私は長崎
で1回だけ、本物の谷文晁の絵を
見たコトがあります。扇面に寄せ
書きみたいに絵とサインが描き込
まれたモノでした。文晁はたぶん
一番最後に、ごく狭いスペースに
ホオズキの絵を描き、「文晁」と
書いている。他の気合いを入れた
大きな絵の数々が文晁のチョロっ
と小さく描いたホオズキに主役を
取られてしまっているのです。
その桁外れの力量を知らないヒト
が文晁の絵を持とうというのは、
やはり金銭的な価値にしか関心が
無いと思うし、だからこそテレビ
で一目見てニセモノと分かる文晁
を購入してしまうのだろう。