今日は美術館で県展を見たあと,いわゆる
海辺の森公園の辺りをブラブラ。
地元では「大波止(おおはと)」という長崎港の
ターミナルの辺りに,昨日も見た「観光丸」が
泊まっていました。「おおはと」と言っても大きな
ハトがいる訳ではないのでご安心を(笑)
位置関係としましては,今の県庁が昔は
「長崎奉行所」の西役所があり,出島の橋を
渡るとすぐ長崎奉行所という感じでした。
ちなみに長崎奉行所の東役所は「立山」にあり,
現在の長崎歴史博物館のトコロです。
その県庁から県庁坂という坂道を下ると先程の
大波止に。反対側に下ると,昨日の土佐商会跡
がある中央橋に着きます。
昨日のハンマーヘッドクレーンも,水辺の森公園
からよく見えます。見えにくいと思いますが,
赤と白で塗られた部分がありますね?
コレが,クレーンによくある赤白の塗り分けだ,
と思うか,海援隊旗の「二曳き」だと思うか,
ソレは見るヒトの想像にお任せでしょう(笑)
あら。「しらせ」が泊まってる…。
ちゃんと「おしらせ」してくれなくちゃ!(笑)
何代目かの南極観測船ですが,今は海自が
運行に当たっているらしく「砕氷艦」という用語が
受付などに見うけられました。
海辺の森公園から見る「女神大橋」です。
そもそも,長崎の港というのは,山もっティが
子どもの頃には三菱の倉庫群が立ち並び,
海がなかなか見えないトコロでした。
それは,グラバー園の記事でも書きましたが,
戦艦武蔵の建造,特に46センチの主砲を
持っているコトは極秘事項で,ただソレを
隠したいがために三菱が土地を買占め,
当時としては背の高すぎる倉庫群を海岸べたに
建てて目隠しをしていたのです。
海が見える公園ができたというのは喜ばしい
限りですね~
女神大橋の説明版。ビーナスウィングという字が
もう消えかかってるのはどういうコト?(苦笑)
橋の下が65メートルなので,世界最大級の船の
何隻かは,ココを通れませんな。
先ほど,県庁の話が出たのでついでに少し。
県庁の建物が老朽化しているコトもあり,移転の
問題が持ち上がってます。貴重な「長崎奉行所」
の跡地ですから,そりゃサッサと移転してもらい,
長崎奉行所を復元する方向でやって欲しいモノ
です。ただ,その移転先が問題でして。
魚市跡地がいいのでは?という案が濃厚に
なった頃,東日本大震災の巨大津波で市役所
や町役場が流される被害が発生しました。
専門家は,「長崎港には津波は来ない」とか
「津波を想定して少し高いトコロに作るから
大丈夫です。」とか言ってますが,そろそろ
想定外の災害が起こるコトを想定すべき時期
だと思うんですが…まぁ個人的な意見です。
今日も龍馬像をイジってみましたが,やっぱり
まだまだ違和感がしまくりです。ドコが違って
いるのか,また考えてみないといけません…