長崎には中国の方が多いので、中国の旧正月である「春陽節」「灯籠節」(←うろ覚えなので自信無し)には中国提灯(ランタン)が街のアチコチに飾られたりします。
最近では「長崎ランタンフェスティバル」として、いろんなイベントも増えてきたようです。
写メは、長崎駅前広場のランタンオブジェです。ランタンフェスティバルは2月3日からなので、メイン会場ではただ今準備中ですが、駅前広場ではこの「金牛」のオブジェが見られます。
「科挙」という難しい公務員採用試験に合格した若者が金色のウシに乗り、下では後に続こうとする若者達でしょうか、鯉の滝登りが表現されています。「竜門」という滝を登った鯉は竜になるという「登竜門」の伝説が盛り込まれている訳ですね。大変おめでたい意匠とのコトです。
先日、中国の四字熟語?である「龍馬精神」について調べていた時、ウマという生き物は、龍王の3バカ息子が姿を変えられ、おとなしくするため「胆」まで取られたという話をネットで見つけました。鯉が出世すると龍になり、格下げされるとウマとはややこしい話です(笑)
ついでに、鯉が龍に出世している途中が鯱(シャチ)であるというコトも考えると話はさらにややこしい。お城のてっぺんにある「シャチホコ」のアレですね。海や水族館にいる白黒のシャチを考えだすとさらにややこしいのでやめておきます(笑)
ちなみに、「龍馬精神」というのは古くから中国にある言葉のようで、坂本龍馬から付けた訳では無いようです(笑)逆に、この「龍馬精神」という言葉から坂本龍馬という幼名?を考えたというのはアリかもしれません。土佐藩では、動物の漢字を1字名前に入れるコトでたくましい子どもに育って欲しいとの願いを込めたそうです。坂本龍馬も「直柔(なおなり)」が本名ですから、幼名の方が有名になっちゃっている訳です。父親の「隆盛」という名前が知れ渡ってしまった西郷どんもいる訳ですから、それに比べたらマシですけど(笑)
ウマはおとなしくするため「胆」を取られたと先述しましたが、調べるとホントに「胆嚢」が無いようです(汗)他にも胆嚢が無い動物というのが結構いるようですが、秘密にしておきます(笑)単に草食だから胆嚢が無いという理由ではなく、進化の過程でそういう「胆嚢無し」の仲間ができていったのだと思います。ウマに胆嚢が無いコトを知っていたのは、「机と椅子以外の四つ足のモノは何でも食べる」というお国柄のためでしょうか?(笑)
ちなみに、山もっティは昨日、「馬町」辺りを歩いていたので諏訪神社にもお詣りして来ました。古い扁額が龍の枠組みで飾られていました。龍馬サンも一度は諏訪神社に来たりしたのだろうか?などと考えたりもしました。