お見舞いに行く | 山もっティの独り言。

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「被災地と共にある」

昨日はお見舞いに行きました。同僚の先生が入院されたので、教え子を連れて行った訳です。
入院されている先生とこの教え子は、自動車整備のコンテストで県内優勝、全国大会出場を目指していました。ところが、最後の追い込みという大事な時期に先生が入院されたのです。こんな大事な時期に入院だったので、もし神様が本当にいるとしたらイジワルにも程があるゾ!とお説教したいぐらいです(笑)
残念ながら優勝は逃しました。コンテストが終わった後、疲れているその生徒にお見舞いに行こうかと声をかけました。日をあらためても良さげですが、「鉄は熱いうちに打て!」の信念から、その日に連れて行く事にしました。
私が対馬に行った時に、教え子たちには意外とサプライズだった事に味をしめ(?)、今回も驚かせようと事前連絡無しに突然オジャマしました(笑)しかし、今回は驚きはすぐ涙の対面へと変わりました。私は席を外そうかなと思うぐらい、自動車整備コンテストで結ばれた師弟の関係は濃厚なモノでした。
ここら辺までは大体想像できていたのですが、その後、話がその先生のご病気の話になるとアッと思う事がいくつかありました。
病気については、医師が疑った悪い病気ではなかったものの、なかなか治療の見通しを立てるのが難しく、いつ仕事に復帰できるのか、果たして復帰できるのかどうか不安だとおっしゃっていました。
人一倍パワフルで活発な方がいきなり重い病気になる、というのはつい数年間にも身近にあった事ですが、やはり驚きます。そして、自分自身が病名や原因がなかなか見つけられず、不安でもがいていた頃を思い出しました。今も完治した訳ではありませんが、原因や病名は大体わかっていて、休みを多く取りながらでも何とか今の仕事をやっていけるだろうという見通しはあります。仕事をしてお金を得られるのだろうか、という問題は、病気だろうが不況による失業だろうが大きな問題です。
お見舞いの後、ふと思ったのですが、「病は気から」という言葉がありますが、こんなノーテンキな言葉を誰が作ったんだ?(怒)という事です。体育の嫌いな子どもが運動会の日にオナカが痛くなるような場合には当てはまるかもしれないけど、たいていの場合はより深刻で、病気によって不安になったり弱音を吐かせたりするモノなのに。
とにかく、今回は色々なコトを考えさせられるお見舞いとなりました。