今回の話は,対馬そのものの思い出という
よりも,対馬にいた頃の思い出,という
感じになります。
対馬にいた頃,ゴールデンウィークといえば,
バスケ部の子たちを連れて本土に遠征する
というのが恒例でした。バスケ部の子たちから
すれば,バスケのシロウトに連れられて本土に
行き,朝から夕方まで色んなチームと練習試合
ばかり…まぁ,キツイ思い出だったと思います。
お金もかかるし。ただ,対馬島内ではなかなか
練習試合が多くできないので,ここぞとばかり
集中して練習試合ができるというのはこの
ゴールデンウィークだったのです。
しかし,その対馬から本土に行くというのが
本当に大変なんです。お金をあまりかけない
ように飛行機ではなくフェリーで行きます。
コレが4時間半かけて「博多」に着きます。
対馬は長崎県。博多は福岡県。福岡県で
練習試合の相手がいれば博多からすぐ
移動して練習試合ができるんですが,
やはり県外にはツテが無く,長崎県の
チームに練習試合をお願いしました。
対馬→4時間半フェリー→福岡県→
佐賀県→長崎県
いやーホント大変なんです。
さて,このゴールデンウィーク中の遠征
なんですけど,通常は朝から出る
フェリーが,特別に「どんたく便」という
深夜に出発する便が出ていました。
要するに,4時間半かかるのでその
時間に寝て,早朝に博多に着くんです。
しかも,早朝に1回着くんですが,もう
ちょい寝たいヒトのために,再び沖に
戻って,その後しばらくしてまた博多港に
着くんです(笑)
博多どんたく…
約200万人が集まる大規模なお祭りながら
私が聞いた評価は真っ二つに分かれる。
「すごく楽しい!毎年楽しみにしている。」
という声も聞くし,
「ただ歩くだけ。何がおもしろいのか?」
と言うヒトも多い。
オランダ語の「ゾーンターク」(休日?)が
「どんたく」の語源で,ハイカラなイメージを
狙ったという由来もよく見聞きする。いつかは
実際に行って,自分自身おもしろいかどうか
判断してみたい気もするが,たぶん参加してる
ヒトは楽しいけど,見ている分にはツマラナイ
という事なのだろう。
あと,博多どんたくで踊り歩く姿などを
「通りもん」と呼ぶらしい。しかし,山もっティ
にとっての通りもんとは,「博多通りもん」と
いう西洋和菓子である。白あんという和菓子
の素材にミルクやバターも入り,ウマイの
です。他人へのお土産としても買いますが,
自分用のお土産としてもかなり買っています!
それにしても,ゴールデンウィークは遠征
ばかりだったので,対馬に住んでいたのに
対馬ではゴールデンウィークにどういう
催しがあるとかいうのを全く知りません…。
ネットで調べてみたら,長期間の休みを
利用して,島外の人たちがバードウォッチング
やシーカヤックなどを楽しむという情報は
ありましたが,島民はどうしているのか…
どんたく便というフェリーがあるぐらいなので
博多どんたくをはじめ,島外のイベントに
出かけたい島民が多いのかもしれませんね。