体調が悪化… | 山もっティの独り言。

山もっティの独り言。

「被災地と共にある」

すごく荒れ気味の天候でしたね。

北海道では4月中旬だというのに雪が降り,

さらに40メートルの暴風とか…。


山もっティが住む九州では急に冷え込み,

それに伴って体調も悪化しました。この

ブログを書いている現時点では多少は

回復してますが,朝から昼はなかなか

起きられないほどでした。


体調悪化の原因はだいたいわかって

います。


まず,脳脊髄液減少症ですので今日の

ように曇りのち雨のような天気ですと,

気圧が下がり,脳槽が拡大し,相対的に

脳脊髄液が不足し,症状が悪化します。


患者でない方にはチンプンカンプンだと

思いますが,なるべく簡単に説明します。

脳脊髄液が減ると症状が悪化する,という

のは,お酒に酔って頭がガンガン痛い,という

のがわかりやすい例だと思います。

この時,アルコールによる脱水症状で

脳脊髄液が減り,激しい頭痛を引き起こします。

山もっティの場合は,事故の後遺症で

脳脊髄液がずっと漏れ続けていて,要するに

毎日がひどい二日酔いと思ってもらえば

OKです。


気圧が下がるとどうして悪化するか?について

は,また説明が必要ですね。例えば,富士山へ

登る時にポテトチップス(袋入り)を持って行った

とします。そうすると,富士山の頂上に着くと気圧

が低いため,ポテトチップスの袋はパンパンに

ふくらみ,下手するとパン!と破裂します。

コレと同じ感じで,脳脊髄液がある脳槽がポテチ

の袋のように気圧の低さでふくらむと,ただでさえ

少ない脳脊髄液が相対的に少なくなるのです。


脳脊髄液が少ないとどうして激しい頭痛が起きるか

という根本的なコトも説明が必要なのですが,

またの機会にさせていただきます。あと,気圧が

下がると悪化する,という現象はまだ症状が軽い

部類の患者さんに言える事のようです。

私の知人で,1日のうち2時間ぐらいしか起き

上がれない方がおられますが,その方は天気が

良かろうが悪かろうが変化無しです。脳脊髄液の

漏れが激しすぎると気圧による変化はまだ感じられ

ないのです。気圧の変化で症状が異なるかどうか

は漏れの度合いや回復の度合いの目安になる

ようですね。


あと,掌蹠膿疱症性骨関節炎も冷え込みのために

悪化していますが,長文になって来た上に,

まだ体がキツイのでまた次の機会に書きたいと

思います。