深渡くんと山本のテニス
平成21年(2009年)は
山本にとってまさに
テニスの偏差値が50➡70に上がった年でした.
今から15年前の山本はというと
スクールでは上級クラスにいましたが,
市民大会に出ても2回戦の壁を越えられず,
どうして勝てないんだろうと悩んでいるときでした.
そのときに同じスクールで最もうまかったのが深渡(しんど)君で、
彼は和歌山県のインターハイ代表経験者.
とにかくスクールでは群を抜いて上手でした.
そんな彼に頼んで
国分寺市の市民大会にエントリーしたのですが,
いつも2回戦負けの山本を
なんと決勝の舞台まで引っ張っていってくれ,
決勝は4-6で負けましたが,
一度も経験したことがない準優勝の世界を見せてくれました.
このときの試合については
「山本先生とテニス」のブログの中で書いたので
テニスでなかなか勝てない人はぜひ読んでみてください.
深渡君のテニスは
サーブとボレーとストロークのバランスがとてもよくて,
奇をてらわないオーソドックスなテニスです.
特にこれがすごいっというよりも
とにかくミスをしないで攻める.
山本はこの大会で深渡君と一緒に戦ったことで,
今まで気づいていなかった多くのことを気づかされました.
この大会から2週間後に行われた
国分寺市のミックス大会でも
準決勝で20代のコーチペアに負けましたが
自分では十分満足な結果でした.
そしてこの2つの結果が自信となって
山本が住んでいる国立市の大会でも
どんどん結果が出せるようになったのです.
テニスも勉強も
ただスクールに通ったり予備校に通っても
結果が出せるわけではありません.
山本の場合は
正しい努力と勝ちたいと思う強い気持ち,
そして自信を持つことが大切でした.