受験学年ではない皆さんの数学勉強法② | 山本先生

受験学年ではない皆さんの数学勉強法②

受験学年でない皆さんにとって最も大切なことは,

少しでも学校の定期テストで成績を上げることです.

 

数学は不思議なもので

定期テストの点数がよくなると

自分は数学が向いているとか得意だと思えるようになります.

逆に赤点に近いと,

そこから脱却するのはとても難しくなります.

 

なので部活が忙しくても

絶対に成績を上げる勉強をしましょう.

それは一つには

予習をやる癖をつけることです.

予習というと大変な気がしますが,

前日に次の日の授業部分を教科書で読んでおくのも

立派な予習です.

それができると,

なぜか授業中も眠くなくなり,

予習の時にわからなかったことを

集中して聞くようになります.

 

考えてみれば自分の成績が下がったころは

部活がとても忙しく

帰っては寝る日々の繰り返しで

勉強は定期テスト直前の3日間ぐらいですよね.

疲れているので

数学の授業中は先生の声が心地よい子守歌.

これがまたぐっすり眠れるんですよね.

でもこれってすごくもったいない時間です.

家でやれないなら

学校の授業を大切に生かせばいい.

予習をしておけば授業のわかる部分が増えるし,

わからないところは先生に質問に行くと,

それを嫌だと感じる先生はいないはず.

むしろ部活が忙しい中,頑張ってくれているなと

皆さんの努力を認めてくれることのほうが多いのです.

 

授業中に睡眠学習するのが

実は一番もったいないんですね.

 

だからできるだけ数学と英語は30分ずつでいいので

予習をしてみましょう.

英語であれば知らない単語を調べておいたり,

頭の中で訳を作ってみるのもとてもいいことです.

それをやるだけで次の日

自分がわからなかったのはなにが悪かったのか

きづくようになります.