高校生になって買う数学の参考書の選び方⑴ | 山本先生

高校生になって買う数学の参考書の選び方⑴

いよいよ高校生になられる皆さん,

おめでとうございます.

高校生になるとやはり

気持ちがちょっと大人になった感じがするかな.

 

山本も中学生のころはあまり記憶にないのですが

高校生時代はたくさんの思い出があります.

一人前に近くの女子高の女の子(なんと年上でした)に恋もしたし,

夏休みには一人旅にもでてみたし,

高校生のころが一番楽しかったように思います.

 

で,

そんな楽しい高校生活ですが

当然中学生のころとは違い,

数学も英語も格段に難しくなります.

そりゃあそうですよね.

中学までは義務教育.

いわば国がここまでは最低限教育を保証しますよって

言ってくれていますが,

高校からは自分の意志で進学するのですから,

教育レベルもそれぞれの高校によって

大きく異なってきます.

 

今の日本では昔と違い

小学➡中学➡高校➡大学への進学は

当たり前のことだと考えている中学生や高校生が多いですが,

高校・大学は

本来本人の学習意欲を満たすための教育の場ですから,

数学も英語も中学のようなのんびりとした進度とは違い,

ほんとうに進み方が早くなります.

 

数学の場合でお話しすると

高1の1学期中間テストの範囲ぐらいまでは

 数と式←中学数学がほんのちょっと難しくなった程度

 2次関数←これも中学でやったので怖くない

のですが,

実際に中間テストを受けてみると

数と式の計算も難しいし

2次関数はグラフや最大最小,2次方程式への応用

などでほとんど間違えた・・・

という高1生が続出します.

 

つづく