数学の個別指導② | 山本先生

数学の個別指導②

皆さんの自宅近くにも

個別指導の塾はたくさんあると思います.

今は個別指導が全盛の時代で,

よい塾も悪い塾も乱立している感じがします.

 

実は数学を教えてくれる先生がいる個別指導の塾は

皆さんが思っているより少なくて

特に高校数学や大学受験の数学を教えてくれる先生を

何人も抱えている個別指導の塾は,

有名な大手の個別指導塾でも限られていたりします.

 

山本数学教室は

山本一人で数学を教えているので,

来てくださる生徒さんたちは

山本のことを参考書で知っていたり

先輩が紹介してくれたりすることが多く,

最近は昔の教え子のお子さんであったりします.

 

山本の個別指導を選んでくださる場合,

一番の要因は

「山本の説明のわかりやすさ」か

「短期で成績が上がる」

ことのようで

高1や高2生で

東大や医学部などの難関大を目指していて,

鉄緑会や駿台などに行かず,

(時間的な制約が大きいようです)

「数学をしっかり鍛えてください」

「学校の進度よりも早く数学を終わらせてください」

という方も何人か来てくれています.

 

数学の個別指導は

先生との相性がとても大切で,

教えてあげる生徒の性格や理解力を

徹底的に把握できる先生が理想です.

また

多浪生は自分の勉強が甘いことや

自分の悪いところを直せない人が多いので

それをわかってもらうために

厳しいことをいうことも多いのですが,

ほとんどの生徒の皆さんは

山本のその気持ちを素直に受け止めてくれて

頑張ってくれるのはとても嬉しいことです.

 

実は予備校や塾の先生たちというのは

(代ゼミで教えているときの山本もそうですが)

教室で何人もの生徒の皆さんの前で授業するので

1人1人の性格や悪いところは当然見えません.

誰かが相談に来てくれても

ある意味人気商売でもありますから

厳しいことは言わない.

 

でも山本数学教室で山本が教える時は

1人1人の生徒を自分の子供だと思って

自分に甘い時や勉強が雑な生徒の皆さんには

(その言葉が原因でその生徒さんが辞めるとしても)

あえて厳しいことを言います.

嬉しいのはその山本の気持ちをみんな感じてくれることと,

めったにやめる人が出ないことです.

 

数年前桐朋高校(国立市にある有名な進学校)の男の子が

塾に来ていた時

彼はとにかく勉強が雑で

字も汚ければ計算ミスも続出で

頭はいいのに自分の才能が全く生かせていませんでした.

なので個別指導の時に一度厳しく叱ったことがあって

それが原因で2週間ぐらい来なかったのです.

 

でも彼は両親には叱られたことは何も言わず

自分で冷静に見つめ直して,

山本の言葉を素直に受け取り

再び塾にきはじめたときは

ほんとうに別人のように

丁寧な勉強を始めてくれました.

こういう生徒は

いつまでも山本の心にずっと残っています.