代ゼミ教員研修
山本が普段仕事をしている代々木ゼミナールは
高校生や高卒生を対象として,
主に大学受験の指導や
日常の学校授業の強化に取り組んでいますが,
実は「代ゼミの教員研修」という企画もあって,
高校や塾の先生方の授業法をお手伝いしています.
2024年度の春期は
3/24(日)に
山本の考える効果的な授業法を
先生方の前でお話しすることになっています.
今回は
各先生方から特に要望が多かった
「数学が苦手な生徒への授業の工夫」
をテーマに
90分×3回の時間をいただいて,
①1年生が最初につまずく「2次関数と場合分け」の説明法
②2年生で最も理解の差が激しい「三角関数の公式の覚え方と使い方」の整理
③受験生が最も苦手とする「平面ベクトルと空間ベクトル」のイメージ法
④数学が苦手な理系に「短時間で効果的に積分計算をマスターさせる」授業展開
をお話しすることにしました.
苦手な子供にとっては場合分けは天敵ですが,
着眼の仕方がわかれば
定期テスト程度なら容易に点が取れるはずです.
公式を覚えられない子供には
どんな工夫をすれば覚えてくれるでしょうか.
ベクトルのように公式は易しくても
問題になると全く解けなくなる原因は何でしょう.
積分計算ができなくて赤点を取る理系の生徒に
1日で自信を持たせることは
決して無理ではありません.
そんなことをテーマに
今までの山本の経験も併せて
すべて授業の中でお見せしたいと考えています.
当日に代ゼミで生授業を見ていただくことも可能ですし,
インターネット環境下でご覧いただくこともできます.
1人でも多くの数学の先生方に
見ていただければ…と思っています.