まずビックリしたのが、




「陽気なギャングが地球を回す」の映画の中で、




我が地元、豊橋の公会堂がロケ地で使われているという事です!!!!!!!!





マジですか!?!?!?!?





っと思って、調べてみたら、本当にそうなんですね~


↓↓↓

http://www.locanavi.com/chiiki_toyohashi.html




いやー、あの公会堂が!!!!素晴らしい!!!!!!!!!!




それを聞いて、ますますその小説が好きになりました。




でも、あの公会堂を含めあの周辺は確かに、豊橋市の中では群を抜いて洒落た建物が多いエリアなんですよね。




小さい頃の僕にはあれが、ものすごく憧れの存在でした。




なんかあそこだけ違う国のようなそんな空気が流れています。




地元の観光案内をしてみますと(笑)、公会堂のちょっと後ろにある教会とか、公園とか春先に散歩なんてしてみると、すごく気持ちがいいです。




昔、たま~にふっと寄りたくなって、一人で散歩したりしていました。




あの公園の中に、お茶をたててくれる小さな和式の建物があって、和菓子とお茶を味わう事ができるんですよ。




確か、茶道教室もあって、やってみようかな~なんて思った時期もありましたが、




やってみたいって軽く思うだけじゃ、なかなかできないもんですよね。結果として未だにやったことがありませんし。




茶道とか華道とかって一度やってみたいっていう好奇心は今でもあります。




実は、やったことないって人多いんじゃないでしょうか?僕の周りにはあんまりいないかな。




伝統文化を大切に!ってまだやったことがない僕が言っても説得力ないですけど、




こうやってブログに書くことによって、もう公けに表明したようなものなので、機会を近いうちに見つけてやってみたいと思います。




絶対!!




あと、和服を日常の生活の中でたまには着てみたい。




実は、生まれてこのかた洋服ばっかりの生活。成人式もスーツだったし。




夏に甚平とかぐらい!?




日本人が日本人のために作り出した和服ってものを気負いせず、さらっと着こなせる、そんな日本人って今なかなかいないと思うんですけど、




そういう部分は切り捨てずにいたいっというよりも、切り捨てちゃダメなんだろうなって思いました。




ジーンズやTシャツ、パーカー、シャツ、ダウンってよくよく考えたらぜーーんぶ洋物ですものね。




中東アジアなんか行くと、宗教的な関係もあるんでしょうけれど、彼らの昔からの伝統的な服装をしているのを見ると、僕らは完全に忘れてしまったものを、まだ彼らは持っているのだなって思います。





そういえば、話は変わって、




小説を読んだあとに、その映画を見るってのが好きではないです。むしろ嫌いな部類に入る行為といっても良いかもしれません。




昔、「今を生きる」という小説を読んだ後に、その映画を見てひどくガッカリした記憶があります。




多分、映画だけを見ていたら、その映画に対しての感想はぜんぜん違っていたのでしょうが、




やっぱり先に小説を読んでいると、その自分の頭の中で一度描かれてしまった絵と、他の人が作った絵とが、どうしても一致しないので、というか一致するはずがないので、




なんか純粋に映画そのものを楽しめなかったのです。




それは、もう中学か高校生の頃の話だと思うので、今だったら違う見方も出来るのかもしれないけど、




その可能性は少なそうです。




また伊坂幸太郎の話になるのですが、




彼の書いた「モダンタイムス」の中で、作家:井坂好太郎という登場人物がいるのですが、






その人物曰く、(記憶を追いながら書きますので、何となくこんな感じって思ってください)


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小説が、たった2時間という時間に映画化されたものが面白いわけがないっと。




何故なら小説をすべて2時間というわくでは収める事ができず、




無駄な部分というのはカットされ省略されるからだっと。




でも、実はその無駄な部分ってのが大事で、それがなくなったらそれは作品としての価値がないっと。




例えば、人生に例えるならば、




何年に生まれ、○○小学校卒、○○中卒、○○高卒、○○大卒、何歳でどこどこに就職、何歳で結婚、子どもが何人っというような



無駄のない表記をされたら、全くつまらない人生に見えてくる。




だから、実は、日常の無駄と思われる部分が、その人の人生にとって本当に大事なことで、それこそが人生であるから、それだからこそ、人生は要約できないんだっと。



引用:伊坂幸太郎、モダンタイムス

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確かこんな感じだったように思います。



僕は、この人物のように、人生は要約ができないってところまで論理を展開することはできなかったですが、




この文章を読んだ時に、「あ、今までモヤモヤっと思っていたことが言葉で全て書いてある!!」って衝撃を受けたので未だに覚えています。




話を戻すと、




以上のような理由から、僕は小説を読んだものは、映画をみないようにしてきました。




パッと思い浮かぶものを2,3挙げるとすると、



村上龍の「69」、田辺聖子の「ジョゼと虎と魚たち」などや、




そして、村上春樹の「ノルウェイの森」←これはまだ公開してないですよね?




いやー、「ノルウェイの森」に関しては、見たい気持ちもあり、でもやっぱり見ないかなって思うところもあり。




昨年末に大学時代の同級生との忘年会で、見るか見ないかっで、かなり話題になりました。




うーーーん。。。




豊橋市公会堂の雄姿を見たい気もするんだけどな~~。。。。。




悩み多き年頃なんでしょうか。(笑)




そういえば、村上春樹の「国境の南、太陽の西」でも豊橋が出てくるんですよ!




あれにも正直驚かされました。まさか、豊橋出てくるのか、そこで!って思いましたから。




最近、豊橋市に驚かされっぱなしです。(笑)