かんようーく [慣用句]

1.二語以上が結合し、その全体が一つの意味を表すようになって固定したもの。「道草を食う」「耳にたこができる」の類。慣用語。イディオム

2.慣用語、イディオム。「100年早い」というものは、ドラえもんに対して使われるのが正式な使い方





日本に帰ってきました。




と言うと同時に、





花粉症も始まってしまいました。っと言わなくてはいけません。(笑)





いやー、ホント空港着いてから2時間後には目と鼻から花粉症の症状が。。。




まさかとは思っていたのですが、こんなに早くなるとはあまりにも予想外の出来事で、




例えていうなら、今ここにドラえもんが現れるような、そんな非現実的とも思える出来事としか思えません。




というより、思いたくありません。(笑) 



まだ早いでしょ、机の引き出しから出てくるとは、どこでもドアを出すのはっと。




「お前は100年早いよ」っという陳腐で昭和の香りのする罵り言葉の正確な使用方法があるならば、それは現代に生まれたドラえもんに向けられた時だと思う。



そして、花粉にも言いたいです。




地球温暖化という奏者が、もしかしたら先週の春一番を吹かせて、さも出番が来たかのように思わせてしまったのですが、それはこちらの手違いでしたので、実はあなたの出番はまだもう少し先なんですよ。



誠に勝手なのは重々承知なのですが、もう一度舞台裏へ戻って、



もう少し待っていただけないでしょうかっと。




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だんたい [団体]

1.人々の集まり。仲間。くみ。むれ。「―で行動する」「―旅行」
2.団体旅行では、日本から、直行便ではなくドーハを経由してヨーロッパまで行くこともある





今回カタール航空を使ったのですが、




日本からカタール行く人なんてビジネスマンぐらいしかいないんじゃないのかな~って





だからガラガラだろうなんて思っていたのですが、予想に反してほぼ満席。




しかも、ビジネスパーソンというよりも、旅行者っぽい人、つまりこれから異国の地へ赴く時の楽しさを思い浮かべている期待の込められた表情や、スーツに対して普段着と形容されるような服装の人たちの多さにビックリ。




まさか、彼らが全員実は石油関係の仕事をしていて、これから未来の日本国益を守るためにドーハで重要なミーティングなんですっと言っていたら、




「人は見かけによらない」という言葉の重要性を、僕に再認識させてくれた事でしょう。




でも、僕には彼らが団体旅行者であることを悟りました。



何故なら、乗り込む前に、その先頭で旗を高らかに掲げ案内している人がいたからです。




そこで、もう一つの疑問が浮かび上がりました。



団体旅行で、カタールですか??ドーハに旅行に行くんですか???こう言っちゃ申し訳ないんですが、海外旅行へ行く優先順位というものが世の中にあるとしたら、



カタールという国やドーハという街は、アメリカやヨーロッパ、アジアを既に回った事がある人が行くようなところではないかっと思います。



ただ世の中には色んな価値観の人がいるので、昔からどうしてもドーハへ行ってみたかったんだという人がいても不思議には感じません。ただ僕なら、海外旅行で、しかも団体旅行でドーハという地は選ばないだろうなっていうだけで。。。




が、世界が自分の知らないところで、すでに別の歩みを始めていることに気づかないのは、




いつも本人だけであるっと、




昔の知人は言った。




いや、この場合、表現方法が正しくはなく、正確にいうのならば、僕がただ事実を知らないだけだったんですけれどね。




・行きの便で気づいた事




彼らはドーハが最終目的地ではなく、そこから乗り換えてヨーロッパに行くのだということ



席が隣だった淑女の方と会話をして分かった事ですが、彼ら、彼女らは、ドーハで乗り換えて、ヨーロッパへ向かっていたそうです。




なので、行きの時に書きましたが、ドーハへの到着が大幅に遅れてしまっていたので、乗り継ぎ便のことを非常に懸念しておりました。




なるほど。確かに世界は僕の知らないところで歩んでいるのだなぁっと感じさせられた出来事でありました。





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まね [真似]


1.まねること。また、形だけ似せること。模倣

2.柳沢真吾さんのモノマネは何度見ても面白い



そして、その旅行者は全員が日本人ではなく、韓国人も多く乗っていました。



いや、別に韓国人が多く乗っている飛行機が珍しいわけではなく、日本発カタール行きの飛行機、またカタール発日本行きの飛行機に乗っていることと、日本の表示板でハングル案内されていた事が僕にとっては珍しく感じました。



つまり、大体どこの国でも、表示はその国の母国語+英語という2ヶ国語である場合が多いので、日本出発便に日本語、英語+韓国語というのは、日本国内で韓国行きの飛行機に乗るとき以外はなかなか目にしません。



(今日さっき調べて知ったのですが、韓国語っていうのは正式名ではなく通称なんですね。朝鮮語というのが正式な名称らしいですよ、辞書によると。)




でも、他の国でも3カ国表示ってのはあったりするんです。



例えば、僕の住んでいるスペイン、バルセロナの空港での表示案内の仕方は、




バルセロナ地方の言葉、カタラン語と呼ばれるものですが、




それが最初、次にスペイン語、最後に英語という風になっていたりします。




国という観点でいえば、スペインに属するわけですが、カタランの地域の人々はその地域色を強く意識しているそうなので、自分達の言語であるカタランを一番最初にもってくるみたいです。




日本の感覚でいると、わけが分からなくなってしまいますが、僕が知る限りヨーロッパにおいてはそういう感覚がところどころに存在しています。




さて、話を元に戻してみると、すでに結果がでているという話はよくあるパターンです。




高校野球のモノマネでお馴染みの柳沢真吾さんの演ずる大阪桐蔭と横浜高校の試合の中でも、9回裏一点を追う横浜高校、2アウト満塁のクライマックスを迎えたところで、




中継チャンネルが切り替わるという案内があり、切り替わったところでは、すでに涙を流し立てないでいる高校球児、一方では勝利した高校旗の映像が演じられています。




・帰りの便で気づいた事


そのカタール航空の飛行機は、日本について、日本で降りる人を降ろした後、そのまま韓国へ向かう予定になっているみたいでした。そういうアナウンスがありました。だから、来る時も韓国発、日本経由、ドーハ着だったのではないでしょうか。



たぶん。。。。。。




陽気な僕は世界を飛び回る。


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エピローグ [epilogue]

1.劇小説詩歌などで、全体をしめくくる言葉終わりの部分。終章。
2.思いのほか長くなってしまい、筆者と読者が飽きてきたころかなと思う時に無理やり終わらせるのが、僕の場合多い




ドーハまでのフライト時間はけっこう長くて、行き11時間半、帰り9時間半でした。




ヨーロッパ便なんかも、行き12時間、帰り11時間っていう1時間違いというのはありますが、




それらは風の影響であるということは知っています。




では、なんでヨーロッパ便は1時間違いで、ドーハ便は2時間違いなのか考えてみました。




物理的に考えると、飛行距離と飛行機の飛べる速さが一緒だとすると、時間は同じにならなくてはいけません。




しかし向かい風を受けると自然と速度は遅くなります。




つまり、ドーハ便はヨーロッパ便に比べて風の影響が強いと考えられます。




地球を回る風は、自転する地球と同じ距離を回っているはずで、北極に近づけば近づくほど、赤道上に比べて、1周の距離は短くなっているので、



風の速さも赤道上に比べたら遅くなるから、飛行機の進む速度に対しての影響度が少なくなるんではないでしょうか。



これは一緒に飛行機に乗っていたTIPPさんと2人で考えついた結論です。




合っているのかどうか分かんないですけど。






ま、そんな長いフライトだったので、小説を2、3冊読みました。



読みかけだった村上春樹著の「国境の南、太陽の西」を行きの飛行機ですぐ読み終えちゃったので、



伊坂幸太郎の



「陽気なギャングが地球を回す」



を読み始め、それも帰りの便で読み終わり、



伊坂幸太郎さんの「重力ピエロ」も読み始めました。



そして、昨晩それも読み終えました。




今回は、「陽気な~」の辞書を引用している表現をさらに引用させて頂いてブログを書いてみました。




ここまで読んでくださった方へ、




お疲れさまでした。(笑)