前日の追突されたため、車の左半分がなくなるという大クラッシュに見舞われて、
第2レースまで車が直るのかどうか物凄く不安で、
夜中ホテルに帰ってからもエンジニアに電話で様子を聞いたら、
今から確認するけど、モノコックが無事なら多分大丈夫だろうっとのことでした。
まず、モノコックが無事であることを祈りつつその日は寝て、
次の日、朝起きてからもう一度電話。
モノコックは大丈夫だったけど、電気系統のECUがちゃんと働くかまだ分からない、との事。
それでも、いつもどおりのスケジュールで動いてくれっと言われたので、
予定通り、昼頃サーキットに向かいました。
聞くとチームのメカニックたち全員で徹夜で車を整備してくれたおかげで、
エンジンやギアボックスがついた状態にまでなっていました。
それでも、そこからまだまだ時間はかかりそうだなっとも思いましたが。。。
とにかく、僕にできることはただ自分のコンディションを整えてレースに集中する事だったので、
いつもどおりの手順でアップしたり、気持ちを集中させていました。
レース開始30分前にピットレーンがオープンし、
そこからピットアウト、ピットインを1,2回繰り返して、グリッドに向かいます。
そのピットレーンオープン10分前に車を完成させてくれて、
色々とチェックすることがあったので、オープンと同時にすぐコースへ出ました。
車は全く問題なく、すべて完璧に仕上げてくれていました。
レースは、スタートからフィニッシュまでプッシュし続け、オーバーテイクし続けて、
24番手スタートから
結果14番手フィニッシュ。
リザルト自体は特に嬉しいものではありませんでしたが、
あの大破していた車をよく1日で仕上げてくれたメカニックたちに本当に感謝しました。
普通なら、もう直せないから無理だっていうチームだってあると思います。
でも、そのあたりがさすがトップチームだなっと改めて感じました。
最後まで諦めずに戦うこと。それがどれだけ重要かってことを改めて思いました。
次のレースは4月のマレーシアですが、何が何でも彼らに結果で恩返しがしたいと思います。
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さて、昨日はバレンタインデーでしたね!ロマンティックな出来事はありましたか?
フランスはバレンタインデーの時は、男性から女性に対して、プレゼントをあげたり、ご飯に連れて行ったりするみたいです。
日本は逆で、女性が男性にチョコレートをあげるんだよって言ったら、
僕のエンジニアなんかは、「そりゃいいね~、僕も日本へ行かなきゃなー」なんて笑いながら冗談言ってました。
バレンタインデーチョコ、逆チョコやカードをプレゼントしてくれたみなさんどうもありがとうございました!!
僕からお返しというわけでもないんですけど、、、
僕が、気持ち的に辛いな~って時に聞くと勇気をもらえる音楽を紹介したいと思います。
実は昨日もレース前に聴いて、パワーをもらいました。
Shining your way / Jephte Guillaume presents AK
http://www.youtube.com/watch?v=yqKvVMlMUag
歌詞の内容などは↓のリンクを見てください。
http://i-radio.cocolog-nifty.com/ak/2007/03/akshining_your__9bcf.html
僕はこの曲をじっくり聞いていると、自然に涙がでてきてしまいます。
(↑大げさな表現ではなくて、自分でもビックリするんですが、ホントに涙がでてくるんですよ。。。今まで何度泣かされた事か。笑)
素敵な曲だし、今ではiTunesなどでも簡単にDLできると思うので、一度聴いてみてください。
気に入ってもらえると嬉しいです♪♪