8月15日はキリスト教では聖母マリアの被昇天祭、生活レベルでは祝日で鳩肉を食べたりコテキーノを食べたりする、Ferragosto フェッラゴーストという日であります。

 

 オペラ〈道化師〉でネッダが「ああ気持ちのいいメッザゴストの太陽!」なんて歌ってますが、メッザ(真ん中の)アゴスト(8月)で、おそらくは同じ日のことだろうなと思っています。

 

 現実の今年のイタリアでは、気持ちのいい具合をはるかに越えた灼熱の太陽。マントヴァ郊外のクルタトーネのデッレグラツィエ教会で毎年行われているフェスティバルに何気なく自転車で向かった所頭がクラクラする程でした。

 

 路上に宗教を題材とした絵をチョークで書くコンテスト、計24時間で書かないといけないというルールがあるため、触れば火傷するようなアスファルトの上で板のようなものに膝を付きながら作業を続けるアーティスト達の姿を多く目にしました。(夜間に仕上げる方もあるのだろうと思います)凄まじい…!

日本人の参加者も僕が見た限りで4名ほどいらっしゃって、お話することも出来ました。SAITO TOMOHARUさん、優勝も何度もされてもう大会には特別枠で参加をなさっているとうかがいました。

 

つづく。