8月ももう終わりですね。

豊中市では、6月の市議会で不登校特例校を豊中でも作るということが出されました。

不登校特例校というのは、フリースクールなどとは違い、学校教育法に基づく学校ですが、通常よりも授業時間数を少なくすることが認められています。全国でも24校がありますが、大阪にはありません。

私もこれまで知らなかったので、今回、京都市の洛風中学校という不登校特例校に市議団のみなさんと視察に行ってきました。

毎日、生徒が登校したら先生と1対1の面談から始まる、現在47名の生徒数に対して、教員数が19名という手厚い配置になっている、机も北山杉を使った暖かいものが用意されており、子どもたちに目の届いた教育を実践する場となっていました。

短くなった授業数は、社会と理科の共通部分は一緒に授業するなど合科をして対応して、未履修はないようにしているという工夫をされていました。

一方で、京都市でも不登校は増えており、2000人程度はいる中で、不登校特例校で居場所となる生徒はごく一部となっています。

今の小中学校でも、子どもたちが元気に登校できる環境を整えることと合わせて、不登校特例校の在り方も検討していくことが必要だと感じました。

洛風中学校の視察の後、日本共産党京都市議団のみなさんと意見交換もできました。

 

引き続き、調査もしながら、豊中市の不登校対策を進めるためにも頑張っていきたいです。