皆様、こんにちは。

『山本ファミリア皮膚科 駒沢公園』です。(東急田園都市線、駒沢大学駅から徒歩7分、駒沢公園のお隣にあります。)

 

本日は、当院における「花粉症・花粉症炎」の治療のご案内です。

 

 

当院の花粉症・花粉症炎治療について

 

■治療方針、症状について 

■お薬による治療(内服薬、点眼薬、点鼻薬) …内服薬はもちろん、点眼薬、点鼻薬も処方します。(花粉皮膚炎の場合は外用薬併用)

■漢方薬による治療

■ノイロトロピン注射

■View39(ビュー39) アレルギー検査

■MAST36(マスト36) アレルギー検査

 

※詳しくは下記、または当院ウェブサイト「花粉症・花粉皮膚炎「実施できるアレルギー検査各ページをご覧ください。

 

 

■当院の治療方針、症状について

 

当院では、毎年、花粉症の症状にお悩みの方、くしゃみ、鼻水、目のかゆみや、 花粉による肌の赤みやかゆみといった肌トラブルなどの症状の出る方に、症状に合わせたお薬(内服薬、点鼻薬、点眼薬)、漢方薬の処方や、ノイロトロピン注射による治療、アレルギー検査を行っています。

花粉飛散前の症状が出ていない時期から、初期療法として予防をスタートすることが大切です。目安として花粉飛散開始日より2週間前から治療を始めるのが一般的で、花粉が飛びはじめる時期に先がけて、症状が出る前に抗アレルギー薬の内服薬や、点眼薬、点鼻薬による予防することで、症状がコントロールしやすくなります。(その理由は、花粉症に処方される抗アレルギー剤は、効き始めるまでに時間がかかるケースが多く、早く始めることで、花粉飛散量が多くなる時期に万全になるように備えるためです。)症状のみられる方は、早めの受診をおすすめします。


花粉症は、スギ、ヒノキ、シラカンバ、ハンノキ、ヨモギなどの植物の花粉が、鼻や目の粘膜に触れることによって、発作性のくしゃみ、鼻水、鼻づまりや目のかゆみなどの一連のアレルギー症状を起こします。原因物質としては、日本ではスギが多く、花粉症の約70%がスギ花粉症と言われています。症状は、くしゃみ、鼻水、鼻詰まりといった鼻の症状と目のかゆみ、充血といった目の症状が一般的によく知られています。

また、花粉症の時期にのみ、肌に「花粉皮膚炎」の症状が見られることがあります。これは、くしゃみ・鼻水といった一般的な症状の有無に関わらず、花粉の時期にのみ、肌の赤みやかゆみといった肌トラブルが生じるものです。症状としては、露出している首や顔を中心にかゆみや湿疹、乾燥、ヒリヒリした痛みなどの症状がみられます。

 



お薬による治療

■内服薬、点眼薬、点鼻薬

当院では、内服薬、点眼薬、点鼻薬の処方を行います。抗アレルギー薬と抗ヒスタミン薬を主体とした内服薬と、症状によっては点眼薬や点鼻薬を併用します。抗ヒスタミン薬は、副作用として眠くなることが多くありましたが、最近ではあまり眠くならない薬も出てきています。また、薬の服用は、症状が強くなる前に初期治療を始める方が、症状の悪化を抑制するケースが多く見られます。


<花粉症に使用する内服薬例>
アレグラ、クラリチン、アレロック、エバステル、ジルテック、ザイザル、ディレグラなど

<鼻症状が強い場合>
上記の内服に加えて、点鼻薬を使用します。直接鼻の粘膜に作用し、症状を和らげます。また点鼻薬なので眠気はありません。鼻閉が強い場合は「ディレグラ」というアレルギー剤がおすすめです。

<目の症状が強い場合>
目のかゆみが強い時は、点眼薬を使用します。当院では、コンタクトレンズ装着時でも使用できる点眼薬「アレジオン点眼液」の処方も行います。

<花粉皮膚炎(肌トラブル)の場合>

花粉によるお肌のトラブルがある場合は、外用薬・アレルギー剤を内服薬と併用します。


■漢方薬による治療

一般的な抗アレルギー剤の内服、点鼻薬、点眼薬での治りの悪い方の中には、漢方薬を併用することによって症状がかなり改善する方もいらっしゃいます。

当院では、鼻・目・喉・肌など多岐にわたる花粉症の症状を、漢方薬による治療を進めることが可能です。一般的なお薬(内服、点鼻薬、点眼薬)での治療に漢方薬を組み合わせることはもちろん、漢方薬でのみでの治療をご希望の方も、お気軽にご相談ください。



注射による治療
■ノイロトロピン注射

ノイロトロピンは、花粉症の諸症状を引き起こす神経機構に働きかけ、くしゃみや鼻水、鼻の違和感、眼球のかゆみなどの幅広い症状を鎮静化する効果があります。また、花粉症などのアレルギーによるものだけではなく、湿疹・蕁麻疹をはじめとする各種の皮膚疾患によるかゆみにも効果があるため、原因が判らない皮膚のかゆみにも安心して使用できます。

ノイロトロピン注射は、化学合成によらずに作り上げられた注射液であり非常にナチュラルなもので、副作用はほとんど無く、依存性もありません。また、各種の消炎鎮痛剤や抗アレルギー剤などの花粉症の薬、ビタミン剤などの注射薬と併用しても、効果を打ち消しあう事もないため、他の薬との併用も問題ありません。当院では体に負担が少ないノイロトロピン注射による治療をおすすめしています。

※健康保険の適用の注射薬で、飲み薬との併用が可能です。ノイロトロピン注射単独での治療ではなく、他の抗アレルギー剤や漢方薬の効果を上げるための補助療法としての位置づけとなります。

注射の回数は、大人は1クール週2回×5週で10回が目安となります。効果を見ながら適宜クール追加を行います。(対象は成人の方です。妊娠中の方はお控えください。詳しくは診療にてご相談ください。)



アレルギー検査
■View39(ビュー39) ※保険適用
■MAST36(マスト36) ※保険適用

花粉症が疑われる場合の検査として有用です。詳しくは「当院で実施できる検査」ページ(クリックしてください)をご覧ください。

 

 

 

 

詳しくは、当院ウェブサイト(花粉症・花粉皮膚炎 紹介ページ)でもご紹介していますので、どうぞご覧ください。

 


皆様のご来院を、スタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。

 

 

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『山本ファミリア皮膚科駒沢公園』

東急田園都市線 駒沢大学駅 徒歩7分(自由通り沿い)

〒152-0021 東京都目黒区東が丘2-15-2 コリーヌ駒沢公園1F

TEL:03-3795-1112(いいひふ)

 

◆MAP・アクセス

(画像タップで大きく表示できます。)

 

◆待合室にて、Free WiFiがご利用いただけるようになりました。※ただ今、待合室の雑誌やお子様向けの絵本、おもちゃ類は、新型コロナ感染症予防を目的に、一時的に設置を控えております。

 


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