山本直史です。

 

JR東日本は山手線品川新駅の駅名を「高輪ゲートウェイ駅」と発表しました。

なぜ「高輪ゲートウェイ」という駅名に決定されたのかはわかりませんが、報道では下記のようなコメントが出ていました。

 

JR東日本の深沢社長は「日本と世界をつなぐ『玄関口』の地域にふさわしい駅名」とし、新駅は羽田空港に近く、隣の品川駅にはリニア中央新幹線も開業する。今後にぎわいが期待されるエリアだ。同時に江戸の玄関口として栄えた歴史もある。応募名も踏まえて社内で検討を重ね、「過去と未来をつなぐ結節点」としての意味を駅名に込めた」というものらしい。

 

ちなみに、品川新駅の駅名は「公募」が行われ、その結果6万件以上の応募があり、その際の一番人気は「高輪」だったのだそうだが、結果的には「高輪ゲートウェイ」となったそうだ。

 

ちなみに「高輪ゲートウェイ」は公募順位で言えば36票の130位ということらしく、「それじゃあ公募の意味がないじゃないか・・・」という声も出ているようです。

 

確かにその声もわからなくはないですが、応募時にあらかじめ「公募の中から最多得票を獲得した名前を駅名にする」という明確なルールが無いのであれば、それは最終決定権者はJR東日本になるとも思えます。

 

個人的には最初は少し違和感があっても、何度も「高輪ゲートウェイ」「高輪ゲートウェイ」と聞いているうちに、だんだんと馴染んで来るのではないかとも思います。

 

ちなみに、国電が民営化された1987年に、国電に代わる愛称として「E電」と当時のJR東日本が発表したものの、結局「E電」は定着しなかったという歴史がありますので、その二の舞にならなければ良いな・・・と感じています。